蒋介石が台湾に逃げてからの歴史

本記事では蒋介石(しょうかいせき)率いる中国国民党軍が毛沢東率いる中国共産党軍に敗れ、台湾に逃げ帰ったところから始めます。

以下の記事を読まれていない方は、先にそちらをご覧ください↓

台湾(中華民国)

では台湾と中国の流れがわかったところで、1950~現在までの流れを簡単に説明していきます。

筆者 アイコン
筆者
蒋介石って男前やけど、やることは無能なアホぼんですわ

蒋介石の国民党独裁政権(1950-1975)

(↑蒋介石)

という事で、国共内戦で毛沢東率いる中国共産党軍に負けた蒋介石は台湾に逃げ帰りました。

台湾の蒋介石率いる国民党は中華民国政府として台湾を統治しており「中国」として国際連合の議席も継承していました。

毛沢東率いる本土の中華人民共和国はソ連や東欧各国、インドからのみ国家として承認されており、実際の主権は台湾の国民党にあると考えられていました。

ヨーロッパ ブログ
筆者
また、本土人で構成された国民党政府は腐敗しきっており現地の台湾人と激しく対立していました

国民党軍は台湾人を搾取し、自由を奪い、抗議運動に対しては軍隊を派遣して鎮圧し一般人を虐殺していたからです。

台湾人

本土から来た国民党軍、ほんまに耐えれへんあるよ!!!

本土では毛沢東率いる共産党軍に惨敗したくせにこっち来たら威張りくさって。

ほんまあいつら憎いあるね~

金銀財宝も台湾へ

余談ですが、蒋介石は台湾に移る際に中央銀行&中国銀行が所蔵する金&銀&米ドルなどの財貨や外貨、合計時価5億ドルの財宝を秘密裏に台湾に持ち帰りました。

また、共産党軍が北京を占領する前に本土の故宮博物院にあった移動可能なほとんどの文化財を台湾に運び込んだので、現在中国の北京にある故宮博物院には大したものは展示されていないそうです

キューバ 歴史
筆者
中国人に怒られそう(笑)

逆に台湾の首都「台北」にある国立故宮博物院には、それらの文化財などが展示されており、現在では台湾の重要な観光施設になっているようです。

台湾の国連追放(1972)

1970年代に入って冷戦体制が少し和らぎ、米ソが緊張緩和してくるとアメリカのニクソン大統領はベトナム戦争での「名誉ある撤退」を考え始めました↓

アメリカ国旗
アメリカ

最近中ソが仲悪いな。

ちょっと中国に歩み寄ってソ連を牽制しよっかなー

これ以上ベトナム戦争続けんのもキツイし

こうして、米中が急接近し米中国交正常化が行われました。

さらにさらに↓

国連
中華人民共和国を「中国」代表とするんで、台湾さんは国連から追放しまーす

遂に「中国」という国の代表が、台湾から中華人民共和国に移行しました。

経済成長(1975~)

1975年、ついに蒋介石が死去し息子が後を継ぎました。

キューバ 歴史
筆者

よくいるアホぼんかと思いきや、

台湾の腐りきった政財界を改革して高い経済成長を実現しました

台湾は中国本土とは違い、自由主義経済を進めていたので中国本土では大躍進政策や文化大革命が起こって中国経済がガタガタの時も、台湾は基本的に発展していました。

また、蒋介石が台湾に入って以来続いていた戒厳令を38年ぶりに解除しました。

蒋介石は「いつ中国の共産党軍が台湾に攻めてくるかわからない。気を引き締めろ!」と死ぬまで恐れていたのです

李登輝政権成立(1988)

(出典:台北ナビ

それまでは本土の人間で占められていた中華民国政府に遂に風穴があきます。

1988年に初めて台湾出身者で総統の座に就いたのが、京大農学部で学んだ李登輝(り・とうき)です。

李登輝自ら「私は22歳までは日本人だった」と語っており、戦時中には日本兵としてB29を迎え撃っていたと言います。

ヨーロッパ ブログ
筆者
時々来日しても日本語を話していたらしいですよ

李登輝は、台湾で最初の国民による普通総統選挙を行い、中国と台湾の両方を認める「二国家論」を提唱し、台湾経済を発展させ、中国との関係も安定させ、大きな実績を上げました。

独立か統一か

芽

李登輝によって民主化し経済発展を遂げた台湾は次第に、

台湾国旗
台湾政府
あれ、おれらも国家として独立できんじゃね?

という動きが強まってきました。

しかし中国政府としては当然受け入れることができず反発を強めており、現在も中国と台湾の関係は悪化したままです。

ヨーロッパ ブログ
筆者

香港の自由を奪っただけでは飽き足らず、中国は台湾を武力で強烈に脅迫しています

「独立しますとか言ったらわかってるよな?」と。

国民党と民進党

現在の台湾の二大政党は国民党と民進党です。

そして李登輝以降、国民党と民進党がそれぞれ政権交代しながら台湾を統治しています。

国民党

「中華人民共和国なんて認めない!中国本土も台湾のものである。中国本土を再び統一しよう」という統一派

民進党

「中華人民共和国はもう中国としてやってったらいいやん。台湾は台湾で一国家として中国から独立しよう」という分離独立派

現在ではこの国民党と民進党が独立か統一かを激しく言い争っております↓

蒋介石 : 国民党

蔣経国 : 国民党

李登輝 : 国民党

陳水扁 : 民進党
(初めての政権交代)

馬英九 : 国民党

蔡英文 : 民進党

しかし中国からの独立を宣言すると、台湾は中国の一部と考えている中国の「平和的でない解決」を招く恐れがあります(察し

ヨーロッパ ブログ
筆者
「平和的でない解決」という言葉は中国が世界に公言しています↓
中国

もし我が国の一部(台湾)が危険にさらされる(独立)ような事があれば、

平和的でない解決方法(武力介入)も考えなければならないよね

おわりに

今回は台湾の歴史を軽くなぞってみました。

細かいところまで書き出すととっても時間がかかるのでこれくらいにしておきますが、もし今後「台湾は中国から独立します」なんて宣言したら戦争が起きる可能性は非常に高そうです。

台湾が独立を宣言→中国が平和的でない解決→アメリカが集団的自衛権を行使→核戦争→日本も戦争に参加

という可能性があります。

お隣の国なので注目しておくべきでしょう。

中国の歴史についてはこちら↓

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