国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。
そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。
国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓
国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。筆者世界中どの国でも、国旗は、[…]
ってことで、今回はラトビアの国旗をご紹介します。
ラトビア共和国(Republic of Latvia)
えび茶、白、えび茶の横2色旗。
この国旗のデザインは、1280年前後に起こった戦争についてふれたラトビアの古い文献「リヴォニア年代記」に登場し、その存在も大変古いものであることがわかっている。
エストニア人と戦ったあるラトビア兵士が瀕死の傷を受け、白い布に包まれた際、その布の両端が地で赤く染まったことに由来している。
使われいてるえび茶は、ラトビアン・レッドといわれる茶色と紫色を混ぜたような独特の色。
ラトビアのデータ
国名コード:LVA
現国旗縦横比率:(1:2)
建国・独立年:1991年(ソ連から独立)
面積:64,562㎢(日本の約17%)
人口:1.9百万人(世界151位)
首都:リガ
現国旗制定年:1990年2月27日
通貨(コード):ユーロ(EUR)
おもな宗教:キリスト教
おもな言語:ラトビア語
おもな民族:ラトビア人、ロシア人
ラトビアについて
ヨーロッパ北東部のバルト海沿岸にあり、南北に並ぶバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)のひとつで旧ソ連邦の共和制国家。
18世紀後半にロシア帝国の支配下に入る。
1918年独立宣言をするものの、1940年にソ連邦に編入されラトビア・ソビエト社会主義共和国となる。
1991年に独立を完全回復。
バルト三国の中央にある。
EU(欧州連合)加盟国中、唯一死刑が完全に廃止されていない国家。
おわりに
ということで、国旗で知る世界の国々~ラトビア編~が終わりました。
ぼくの、人生で初めてできた外国の友人がラトビア人でした。
実際にラトビアにも訪れて、その友人とも会ったりしましたが、基本的に国は閉鎖的であまり外国人に優しいという印象は受けませんでした。
一緒に散歩中、土木工事の様子を警官が眺めていたのを見て「あの警官も土木工事に興味あるんやな(笑)」と言ったら「だって死体を埋めるかもしれんやろ?」と真顔で言われました、そんな国です(笑)
RYOです(''◇'')ゞヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、ラトヴィアの首都リガでの滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。↑初めてヨーロッパを独り旅した3年前の2014年に出会ったラトビア人のマ[…]