国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。
そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。
国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓
国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。筆者世界中どの国でも、国旗は、[…]
ってことで、今回はキューバの国旗をご紹介します。
キューバ共和国(Republic of Cuba)
3本の青い横縞と2本の白い横縞に旗竿部分には赤い正三角形の中に白い五光星が描かれている。
青い3本の縞は【独立戦争時の東部、中央部、西部のキューバの3地方】
白い2本の縞は【純粋な愛国心】
赤い三角形は【独立の自由を勝ち取った時に流された血】
白い星は【独立】
を表している。
キューバ解放運動が起こった際に、ロペス将軍が採用していたものがキューバ革命後もそのまま使用されている。
キューバのデータ
国名コード:CUB
現国旗縦横比率:(1:2)
建国・独立年:1902年(アメリカから独立)
面積:109.884㎢(本州の約半分)
人口:11.3百万人(世界82位)
首都:ハバナ
現国旗制定年:1902年5月20日
通貨(コード):兌換(だかん)ペソ(CUC)
おもな宗教:無宗教・キリスト教
おもな言語:スペイン語
おもな民族:ムラート、ヨーロッパ系白人
キューバについて
カリブ海の大アンティル諸島にあるキューバ島、「青年の島」および1,600余りの島嶼から構成される共和制国家。
1511年、スペインに征服される。
1877年、スペインより自治権が認められる。
1898年米西戦争が起こると、アメリカ軍がキューバ全島からスペイン軍を駆逐し、キューバを軍政下に置く。
1902年キューバ共和国として独立したが、アメリカによる支配は続く。
1959年キューバ革命によりカストロが実権を握り、社会主義国家建設へと進む。
おわりに
ということで、国旗で知る世界の国々~キューバ編~が終わりました。
ぼくもキューバには何度か行ったことありますが、まあすんごい国ですよ(笑)
高速道路に馬は走ってるわ、バスにニワトリ抱えたおっさんが乗ってくるわ、ソフトクリームは20円で売ってるし、タクシーは40円で乗れるし・・・
まさに異世界!!といった感じの国です。
興味ある方はご覧ください↓
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