ウィーンはドイツ語、英語では"Vienna"と呼ぶ
ウィーンの国立オペラ座
音楽の都として名高いウィーン。
ウィーン少年合唱団やモーツァルトの名でも広く知られており、彼が実際に暮らしていたアパートでは、直筆の楽譜なども見学できる。
しかし、意外と知られていないのが、「ウィーン」という呼び名がドイツ語であるという点である。
したがって、「I’d like to go to ウィーン.」と英語圏の人に伝えても、ほとんどの場合通じない。
これは筆者自身の実体験である。
では、英語では何と言うべきか?
答えは “Vienna(ヴィエナ)” である。
ウィーンの国立オペラ座
以前、チェコの宿で同室だった中国人女性と食事をしていた時のこと。
女性「次はどこへ行くの?」
筆者「I’ll visit ウィーン tomorrow!!」(満面のドヤ顔)
女性「ウィーン? ああ、ヴィエナのこと?」
筆者「ヴィエナ?そんな場所知らんがな。ウィーンや、ウィーーーーーン!」
女性「あ、そう。うん。」
筆者「ウィーン知らんとか乙wwww」
と食い下がり、なんとなく話は流れたものの、後で調べてみて顔が真っ赤になったのは言うまでもない。
同様の例に「ミュンヘン」がある。
これもドイツ語であり、英語では “Munich(ミュニッヒ)” となる。
ヨーロッパ旅行では、現地の呼称(=ドイツ語)と英語表記の違いに注意すべきである。
旅先で恥をかかないためにも、事前のチェックは欠かせない。