【ヨーロッパ旅行記】フランス、リール(Lille)【5/15】

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RYOです

2017年12月20日から2018年1月10日まで、なんとカタール航空のモニター募集に合格してヨーロッパへタダで行ってきました。

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筆者
今回は、ベルギーの首都ブリュッセルでの滞在についてお伝えしようと思います!

» もう少しモニターの話をさせてください(クリックで開く)

ヨーロッパのモニター募集にかける思いを綴る書類審査からカタール航空のお偉いさんとの面接まで全てをクリアして、あらゆる制約も了承してヨーロッパへ。

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さて今回のテーマはズバリこれ!!!!どうやったら海外にタダで行ける『モニター募集』を勝ち抜けるのか自慢ですが、筆者は人生初のモニター募集で見事当選しタダでヨーロッパに行って参りました。筆者またまた自慢です[…]

モニター募集 合格

最もつらかったことはなにか?

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筆者
正直な話、「1日2回、指定されたハッシュタグを付けてSNSで近況報告をアップする」ことでした(笑)

しかしそのおかげで、全ての滞在地に筆者の正直な感想が詰まっています。

今回はその感想もチェックしながら本記事を書き進めたいと思います。

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ということで、モニターとしてヨーロッパに入りました。

ではお楽しみくださいませ(∩´∀`)∩

「コンセントのアダプタ貸してくれない?」から始まった旅

筆者はハンブルクを出てベルギーの首都ブリュッセルに着いたのですが、ブリュッセル観光もそこそこにロシア系カナダ人のアナと出会い、フランスのリールという街に向かったのでした。

欧米流のナンパ

ベルギーの首都ブリュッセルではBRUEGELというYouth hostelに一泊だけし、翌日にはフランスの首都パリに行く予定でした。

ブリュッセルを出るその日の朝、ユースホステルの食堂で朝早くからいつも通りのビュッフェを楽しんでいました、独りで。

すると、こちらに背中を向けるように座り同じく一人で朝早くから朝食を食べている女性がいました。

筆者には珍しく、その女の子がどんな子か全く気にしていませんでした←

その子が朝食を終え、プレートを片付けるとこちらに歩いてきて、

白人女性
アナ
コンセントのアダプタ貸してくれない?

と話しかけてきました。

ベルギーのコンセントの形状はタイプCと呼ばれるもので、〇の中に〇が2つ平行に並んでいるタイプになってます。

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筆者
これだけの情報で実物を想像できたあなたは天才です↓

タイプC
※コンセント形状タイプC

ちょうどコンセントプラグは予備を含めて2つ持っていたのですがその時は朝食中なのでそんなもの持参していません。

ということで「部屋にあるから取りに行くわ、待ってて」と、食事を中断して一度部屋に取りに帰りました。

そしてどうせ2つ持っていたということもあり、

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筆者

これあげるわ

タイプC持ってへんと他の国でも困るやろ

と一つあげました←筆者ナイスガイ(∩´∀`)∩

そして食事を再開すると、筆者の机の横にある壁のコンセントから充電しながら少しの間話をすることに。

お話しているとどうやら今からパリに行くらしい(お、おれと一緒やん!!!!)

この時筆者はホステル内の食堂だったのでわりとダッサーい恰好で非常に後悔しました。

旅 ブログ ヨーロッパ
筆者
朝食時ですら気を抜くな!!!!!

1つ学びました。

実は欧米ではこういった、偶然を装ったナンパ&ナンパ待ちが多いのです(複数経験あり)

例えば、京都で大きな電光掲示板に表示された市内の地図を眺めていた可愛い白人女性がおり、明らかに困っている様子なのに誰も話しかけてあげないので、筆者が勇気を振り絞ってその女性に話しかけたのです。

すると、日本とイングランドのハーフで実は日本語がペラペラ。

そして「いや~今日どこに泊まろうかと思ってて(笑)突然だけどあなたの家に泊っていい?(*´ω`*)」という超ウハウハな展開になったのです。

筆者はその日仕事の残業があったので断りましたが、残業なければそのまま一緒に家に帰っていたと思います(笑)

その他にも、アメリカのコロラド州デンバーの駅の券売機で空港までのチケットを買っていたときに、後ろの可愛い女の子に「あ、ちょっと!チケット落としましたよ」と言われて結局それきっかけで仲良くなったこともありました。

筆者はチケットを落としていなかったので、「え、チケット落としてないですが…。」と言うと「あれ、ここに落ちてるの君のじゃないんだね。ところでこれからどこ行くの?」って感じの流れです。

このように、欧米人はけっこーそういう事にもオープンなのです。

旅の醍醐味

ということで、ブリュッセルのユースホステルで声をかけてくれたANA(アナ)とのお話に戻ります。

人魚姫 コペンハーゲン
筆者
え、おれも今からパリやで?
白人女性
アナ

まあ素敵!

パリの前に、一緒にリールのクリスマスマーケットに寄らない?

凄く良いらしいの

と言われトントン拍子で「おーじゃあ一緒に行こう」となりました。

まずはどうリールなる都市に向かうかを話し合いました。

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筆者

筆者は天下のユーレイルパスを支給されていたので、電車で行きたい。

しかし向こうは完全に実費旅なので電車より格安バスがいいと言う。

う~む…

結局、一緒にバスで行こうとなり、確か9€か15€くらいでバスを予約しました。

とりあえず15分後にロビー集合で別れ、急いで食事を終えロビーに向かい、新たな旅が始まりました。

リールってどんな街?

リール(=Lille)という町は、ベルギーとフランスの国境にある町です。

フランス第4の都市リール!!!

リールはベルギーとフランスの国境付近にある町で、筆者はアナからその名を聞くまで一度も耳にした事がありませんでした。

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え、フランス第4の都市?

じゃあその上の3都市はどこ?

と思ったあなた、グーグル先生に訊きました!!

ちなみに都市の人口でいうとリールはフランス第10位でしたが、その・・・人気?と言いますか経済発展?的にはリールは紛れもなくフランス第4の都市らしいですよ。

日本で言えば、、、

名古屋か京都くらいでしょうか、ナンバー4の大都市って。

フランス第1の都市は言わずもがな、華の都パリです。

フランス語の発音ではパヒと言います、実は(笑)

残りの2都市はマルセイユとリヨンっぽいですが、人口によるランキングとか経済発展的なランキングとかによりますので一概には言えません。

やはりyouth hostelは良かった

今回、久しぶりにユースホステルに泊まったんですが、めっちゃ良かったです。

・ある程度の清潔感は保たれている

・朝食バイキング付き

・何より都市部でも安定の安さ

・変な奴がおらん気がする。

初めてのヨーロッパ旅行で使って以来、メンバーシップの期限が切れてそれっきりでしたが今回モニターという機会をもらって再びユースホステルを使い始めました。

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筆者
今まで色んなホステル使ってきましたが、筆者的には朝食バイキングあんのがたまらんっす

昔は毎朝のバイキングでハムとかサラミめっちゃ食べてその日のエネルギー補給してたんを思い出しました。

知る人ぞ知る"FLIX BUS"

ユースホステルを後にし、バス乗り場に向かいました!

彼女の名前はアナ、おれの辞書には、

アナ、本名アナスタシア。

ロシア系の女性に多い名前でヨーロッパの物語では美しい女性としてよく登場する名前である

と載っている。

筆者自身はバス停の場所を知りませんでしたが、アナは「バス停の場所わかるよ」と20分くらいの道のりを一緒に歩き始めました。

道中せっかくなのでグラン・プラスに寄り道します↓

話しているとどうやらアナは日本も訪れたことがあり、大好きなようです。

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筆者
一番のお気に入りは福岡と京都と言ってた気がします

筆者自身は会えませんでしたが、この4か月後にも福岡県を訪れて満喫したらしいです。


※スマホでルートを確認するアナ

「おーい、ほんまに道わかってる〜?」

カナダでは野生動物に餌をあげるのは犯罪?

何の話やねん!!?

そう思った方、大丈夫。

ちゃんと理由があります。

話しているとどうやら、アナは日本の奈良を訪れた時に奈良公園でみんなが鹿に餌をあげている様子を見て非常に驚いたらしいのです。

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筆者
あーあんなに大っぴらに鹿と戯れることができんのは世界でも奈良だけやもんなー

とドヤ顔で言うと、

白人女性
アナ
そう意味じゃなくて、カナダでは野生動物に勝手に餌をあげると犯罪なのよ

と言ってきました。

いや、カナダの野生動物と言えばグリズリー(ハイイログマ)ですからね、自分がエサになっちゃいます(笑)

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筆者
筆者も将来、カナダとアメリカを1年ほどかけて旅したいと思っているのでいい情報でした。

あっという間に到着、知る人ぞ知るFLIX BUSです↓

ヨーロッパの都市間を安く周るなら長距離バスが圧倒的におススメ、めっちゃ安いです。

そしてGoEuroというアプリを入れておきましょう。

※現在はOmioという名前に変わっています。

このアプリ、めっちゃいいですよ〜。

ヨーロッパで都市間移動する際はいつもこれで検索してます↓

Omio:ヨーロパ交通予約サイト

無料なんでヨーロッパ行く際は是非!

ちなみに電車や格安バスだけでなくBLABLACARとかいう相乗りサイトなどもヒットするので、旅の初心者から上級者まで幅広く網羅している超便利なアプリです!

リール(Lille)のクリスマスマーケット at 昼

さて、到着したのはリール中央駅でした↓

↑おおースゴイ不思議な建物です。

ギリシャ建築のペディメントとローマ建築のアーチ構造やピラスターが見えますね。

完全にローマ建築のような印象を受けますが、フランスだけは19世紀の新古典主義建築時代にローマ建築を復興したので、その時のものですね、たぶん。

※しつこいですが、ヨーロッパを周る時は事前に必ず西洋建築の勉強をしていきましょう。

ヨーロッパに行った後で西洋建築の勉強を始め、「あの時にこの知識があれば・・・」と後悔している人が大勢います(←すみません、これは完全に筆者の予想です

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ヨーロッパ建築 わかりやすく

少し歩くと早速クリスマスマーケットっぽい会場が見つかりました。

まだ陽も高いので盛況という様子は全くなく、普通に歩き回って夕方にもう一度カムバックすることにしました↓

本日12月26日、お昼でもクリスマスマーケットは動いている↓

グラン・プラスはベルギーだけじゃない?

Village de Noel de Lille(リールのクリスマス市)

リールでクリスマスマーケットが行われているのがこのグラン・プラスと呼ばれる部分です↓

グラン・プラスというのはベルギーの首都ブリュッセルだけにあるとてっきり思ってましたが違うんですね。

日本でいう○○銀座通り的なんなんですね。

ヨーロッパ中にグラン・プラスがあって驚きました(笑)

クリスマスマーケットの屋台の様子

中には見たことも聞いたこともないようなオーナメント、日本語で言えば雑貨がいっぱいあります↓

フランス/リール

フランス/リール

お金があったらいっぱい買って帰りたいんですがね。

もし失礼なら言ってください。

フランス/リール

サンタコスのマツコ・デラックスにそっくりです。

三大クリスマスマーケットで試すべきもの

フランス/リール

とりあえず見てるだけもアレなんで・・・とお互い阿吽の呼吸でグリューワインを頼みます。

三大クリスマスマーケットで試すべきものの一つ、グリューワイン↓

フランス/リール

ここで一つ言わせてください。

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筆者
このグリューワインは筆者が奢りました!!!!

まあ2€やったんですけどね、これ(笑)

フランス/リール

フランス/リール

もう一つがレープクーヘン↓


(出典:ドイツエクスプレス

そして最後がうーん何にしよっかな、シュトレンかな↓


(出典:マカロニ

昼間からお酒飲んでハイになってる人も大勢います↓

フランス/リール

今ではもう忘れましたが、このおば様、大阪のおばちゃん顔負けのハイテンションでした。

フレンチフライはフランスのものじゃない?

そしてフレンチフライを頂きます、日本で言うところの「フライドポテト」です。

たしかこの時にアナに聞いたんだと思うんですけど、フレンチフライは「フレンチ」って入ってますがフランス発祥じゃないみたいですよ。

ではどこの?

ベルギーらしいです。

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筆者
余談ですが、フレンチキスはチュッ♡とする軽いキスかと思いきや実はとても熱烈で濃厚なキスなんですよ~

欧米人の陽気さ

そしてクリスマスマーケットが行われているグラン・プラスを後にし向かったのがリール城塞です↓

まあ普通に公園っぽいので行ってみようくらいの気持ちでしたが、ここでも海外の女の子あるあるであるノリの良さをみることができました。

クリスマスマーケットを出て城塞まで20分強歩きましたが、どうやらアナは結構トイレを我慢していたみたいです。

そしてちょっと向こうに公園っぽいのが見えてきたくらいで、

白人女性
アナ

あーだめリョウ

わたし我慢できないわ、ピーしたい!

あの公園にトイレあるかな?

結構ヤバいーーー

と言ってきました。
※「ピー」とは日本語で「おしっこ」のこと

「絶対あるからもう少し我慢して」なんて言いながら、

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筆者
まあ公園やからあるやろ

的な感じで歩いて公園の茂みが見えた時に、アナに「トイレなかったらどうすんの?」と訊きました。

白人女性
アナ

まあ正直、全然茂みでできるよー。

リョウは周り見てくれるだけで良いから

というカヌー部顔負けの地球はトイレ的な考え(これも欧米人には有りがちな発想です)に思わず抱きしめたくなりました(笑)

もちろん、こんなしょーもない話で性的興奮を覚えたわけではなく、単にこーゆーサバイバル根性のある女性はやっぱりいいなーと思いました。

結局トイレありました。

はい、でも閉まってました↓

地元の人に聞いたところ、少し遠くにあるという。

アナは最後の力を振り絞って走り、何とか間に合ったようです。

なぜか、城塞の中に入ることはできませんでした。

ここら辺で一応パリ行きの電車の時間とチケットだけ確保しておこうと、Lille中央駅に寄りました。

今晩の電車の時間を確認して再びクリスマスマーケットに戻ります。

リールのクリスマスマーケット at 夜

再び帰ってきたグランプラスのクリスマスマーケットです。

昼と違い大勢の人が集まってきており、空の色も美しくロウソクなどの装飾品も素晴らしい。

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筆者
そう、クリスマスマーケットに言葉はいらない…

↑ただの筆不精を隠すための良さげな言葉(笑)

説明無しのダイジェスト版でお楽しみください↓


ぴっかちゅ~

↑世界中どこにでもこんなのいますね(笑)

欧米人とのお別れはハグ

日本のお祭りと一緒で、雰囲気が好きな方はずっといれると思います。

お酒を飲んだり屋台で軽食を食べたりと、筆者もわりと楽しめました。

ではLille中央駅からパリ行きの電車に乗ります↓

リールからパリへは大体90分くらいでした。

アナはかなりお疲れの様で、出発してから30分ほど話してその後1時間ほど寝てました。

到着寸前に起きたアナちゃん↓


髪がボサボサ

パリ北駅に到着しました↓

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筆者
この子も予定無いやろし、もう少し一緒にいれるな

と漠然と思ってたらビックリ!!!

なんと改札で彼女の男友達が待ってたのです(笑)

ここでハグして挨拶してお別れ。

欧米人との挨拶はいつもハグです、これは日本には無い素晴らしい文化だな~と思います(;^ω^)

彼女はCouch Surfingという無料で他人の家に泊まれるシステムを使っていたのでそれかもしれませんし、友達かもしれません。

それは全くわかりませんですよはい!

そして筆者がParisで予約していた宿に着いたのが20:30。

当時のメモにはこう書いてあります↓

昼にはパリに着いてエッフェル塔に凱旋門にルーヴル美術館〜♪♪

と思っていた俺の予定は雲散霧消し「まあ、パリに来んの3回目やしな…」という気持ちになり結局【華の都パリ】観光はスルーして、今はただ疲れてベッドで寝ている、いやそれだけでも疲れる。

眠い、寝たい、寝ます。

モニターとしてyouth hostelの感想を載せなあかんけど、とりあえず明日の朝にします。

まあこれからも機会があれば会えると思うので別にいいです。

パリからコルマールへ

コルマール フランス

それではパリからコルマールへ移動します。

コルマールと言えば、ハウルの動く城の舞台(モデル?)にもなった町で非常に美しいことで有名です。

筆者がずっと前から行きたかったところです。

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