北極圏の町、ロヴァニエミ旅行記【12/15】

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RYOです

2017年12月20日から2018年1月10日まで、なんとカタール航空のモニター募集に合格してヨーロッパへタダで行ってきました。

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筆者
今回は、フィンランドの北極圏の町ロヴァニエミでの滞在についてお伝えしようと思います!

» もう少しモニターの話をさせてください(クリックで開く)

ヨーロッパのモニター募集にかける思いを綴る書類審査からカタール航空のお偉いさんとの面接まで全てをクリアして、あらゆる制約も了承してヨーロッパへ。

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さて今回のテーマはズバリこれ!!!!どうやったら海外にタダで行ける『モニター募集』を勝ち抜けるのか自慢ですが、筆者は人生初のモニター募集で見事当選しタダでヨーロッパに行って参りました。筆者またまた自慢です[…]

モニター募集 合格

最もつらかったことはなにか?

キューバ 歴史
筆者
正直な話、「1日2回、指定されたハッシュタグを付けてSNSで近況報告をアップする」ことでした(笑)

しかしそのおかげで、全ての滞在地に筆者の正直な感想が詰まっています。

今回はその感想もチェックしながら本記事を書き進めたいと思います。

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ということで、モニターとしてヨーロッパに入りました。

ではお楽しみくださいませ(∩´∀`)∩

初北極圏「ロヴァニエミ」

フィンランド/ヘルシンキ

さあ、フィンランドの首都ヘルシンキからサンタクロース・エクスプレスでロヴァニエミへ向かいます↓

約8時間半です。

サンタクロース・エクスプレスは夜行列車なので自分の部屋がありました↓

しかし、正直めっちゃ狭いですし一人で予約した場合はこの狭さで知らぬ人と相部屋です(゜.゜)

筆者の場合は奇跡的に一人で一部屋使えましたが、この狭さで知らん人がいたらツラいな~と思います。

通路はこんな感じで↓

食堂もあります↓

ちなみにこれ、何時やと思いますか?↓

正解は午前9:30です。

これから1週間、一日中暗いという生活が始まります(`・ω・´)

車内の連結部通った時に感じる外気の冷たさがヤバいです。

北極圏の日照時間なめてた!

さあ、サンタクロース・エクスプレスでは無料でWi-Fiが使えるのでロヴァニエミの本日の日照時間を確認しました↓

ヨーロッパ ブログ
筆者
10:51日の出、13:53日の入り

本日の日照時間わずか3時間です(笑)

真冬の北極圏なめてました。

見てくださいこの緯度↓

もう少し北に行くと、極夜という一日中太陽が上らない地域に入ります。

晴れているうちに

では初の北極圏、堪能したいと思います。

晴れているうちに観光を終わらせます。

と言っても、歩いて行ける範囲なんてたかがしれてます。

それに町が小さいので駅から20分くらいで中心街に到達し、それ以上歩いても何もありません、いや、何かあるようには見えません。

予定通り、晴れている間に観光終了です(笑)

北極圏の物価は神♡

「めちゃくちゃ物価が高い」という意味です

ロヴァニエミの中心部を少し歩くと、レストランがあったので入りました。

Elämäniloinen ranskalainen bistro toivottaa tervetulleeksi R…

Frans & Cherieという名前は超オシャレなレストランです↓

なぜか、筆者が店の玄関を開けて店内に入った時の店員さんの反応が、

白人女性
店員さん
え?あ、いらっしゃい~

という感じでした。

ほんま謎でしたが、そのまま丁寧に席に通されました↓

ほう、完全な貧乏バッパー(バックパッカー)にもしっかりとサービスをするお店、嫌いではない。

メニューをもらう。

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筆者

経験にはお金を惜しまない俺だ。

100€?200€?

どんとこいさ

メニュを吟味する

フィンランドと言えばサーモン、これは有名だ。

北極圏と言えばトナカイ、これも有名だ。

筆者は甘党、これはほとんど知られていない。

よし!!

・サーモンのスープ 13.90€

・トナカイのステーキ 24.90€

・ベリーのアイス 10.20€

合計49€(¥6,500弱)

これにチップとか税金が付いたかは覚えていません、しかし最低でも49€払ったのは間違いありません。

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筆者
ヘルシンキよりもかなり高い

サーモンのスープ

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

正直、魚介類がほぼ食べれない筆者。

寿司屋でもサーモンとマグロしか食べない。

上に挙げた2品も刺身しか食べれない筆者が宣言します。

美味しかったです!!

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

やはりフィンランドと言えばボスニア湾で獲れるサーモン、正直本当に美味しかった。

日本と比較しても質が違うと思いました!

トナカイのステーキ

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

続いてトナカイのステーキ

このお肉が、真っ赤なお鼻が故に虐められていたルディーでないことだけを祈ります。

ロヴァニエミ トナカイ

お肉自体の味を素直に味わうと、やはり先入観からか少し獣臭かった気がします。

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

しかし、左右に待機しているピクルスとベリーを添えて食べると、とんでもなく美味しかったです!!!

これは、薬味で味をごまかしているとかではなく、単純に酸っぱさが獣臭さだけをとってトナカイの肉本来の美味しさを教えてくれた、的な感じです。

ベリーのアイスクリーム

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

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筆者
このアイス盛り合わせだけで1,300円超えか…

あ、いや。感想でしたね(笑)

うん、めっちゃ美味しかったですよ。

値段は高いけど本当にめちゃくちゃ美味しかったです。

しかし最も驚いたのはバター

ロヴァニエミ トナカイ サーモン

確かにサーモンスープも予想以上に美味しかったし、トナカイのステーキも初体験でスゴイ良かったし、アイスも美味しかったけど。

最も驚いたのはバターでした。

バターの質が、日本で味わうのとはケタ違い。

あれは海原雄山が至高のメニューの一品としてそのまま出してもおかしくないくらい美味しかったです。

こちらで、フィンランドの食事情についても語っているのでよければ↓

サンタクロース村

夜にフィンランド式サウナを予約していたので、余っている時間にサンタクロース村へ向かいます↓

フィンランドのラップランド、特にロヴァニエミは「サンタクロースの故郷」とも呼ばれている町で、本物のサンタクロース(←え?)がいるのです。

ロヴァニエミの中心部から8番バスに乗って20分ほどで着きます。

必ず帰りのバスの時間を把握してから、観光しましょう。

知らぬ間に帰りのバスが無くなっているという事も普通に起こります(笑)

人魚姫 コペンハーゲン
筆者

特に大阪出身の人間!

「あ、わたし時刻表なんて確認したこと無いですよー。いつでも駅に着いたら電車があるんで」

とか言ってた人間はここで痛い目に遭えばええんや(←嫉妬)

忘れないうちに言っておきますと、現在、めっちゃお昼です。

この建物の奥にサンタクロースが座っていて、握手したり一緒に写真撮ったりできるんですが・・・

整理券配布しているくらい渋滞しています!!!

筆者は諦めました。

サンタクロース村のより詳しい情報は公式HPで確認してください↓

Santa Claus Village

元世界最北のマクドナルド

そして、ここロヴァニエミには元世界最北のマクドナルドなるものがあります↓

元世界チャンピオンです↓

「元」と付いているのは、現在世界最北のマクドナルドはロシアのムルマンスクにあるからです。

なぜ寒い時ほど甘いものを食べたくなるのでしょうか、体がエネルギーを欲しているから?

フィンランド式サウナがアツ過ぎた

じゃあフィンランド式サウナを体験してきます。

先にどんな感じだったかを言ってしまうと

➀サウナでだべる

②我慢できなくなったら、外の凍った池に空いた穴(つまり湖)に飛び込み体を冷ます

③寒くなったら再びサウナに入る

以上です。

まあこれはサウナツアーなので一人ではなく、他にウクライナ人の親子ともご一緒しました。

子供はちょうど10歳くらいで、前日から39℃近い熱があってサウナはキャンセルしていたので、お父さんお母さん+筆者の3人で入りました。


↑子供が待機していた暖かいテント

サウナをご一緒したウクライナ人の奥様、普通なら二度見するくらいのブロンド美女でしたがさすがに旦那さんが目の前でしかも五人が限界くらいの狭いサウナだったので、普通に世界情勢について話し合っていました。

ヨーロッパ ブログ
筆者

なんせこのサウナ内では、筆者が日本代表ですからね。

日の丸背負ってます。

結局途中でお母さんが「息子が心配」ということで退出したので、旦那さんと2人になり、計2時間ほど堪能しました。


↑氷に開けられた穴

確か3回ほど氷の湖に飛び込んで戻ってを繰り返しましたが、もうほんと最高でした。

さすがに水中では10秒くらいで体が芯から凍えたのですぐに上がりました。

日本代表でもこの程度です(笑)

もっと詳しいフィンランドサウナ体験談はこちらで↓

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フィンランド式サウナ

実はフィンランドはサウナ大国、というかサウナの聖地なのです。

興味あればこちらも是非↓

ぼくは同性愛者じゃない!!!

※特定の個人・団体等を差別、誹謗中傷するものではありません

サウナが終わり、ロヴァニエミの駅まで送ってもらって、温かい部屋(待合室)で少し休んでいるととんでもないことが起こりました。

フィンランド ロヴァニエミ
↑ロヴァニエミ駅の待合所

当時のFacebookの投稿より。

ちょっとモニター関係なく載せさせてもらう

ロヴァニエミの駅でめっちゃがらがらの椅子座ってたら、、、

白人で18くらいで顔立ちもすごい整って、目もくりくりのめっちゃ美しい顔してるこの子、俺にぴったり肩くっつけて横に座ってきた♡♡

いや、確かに超イケメン君やけどそれは違う!!!

Ryo Yasukawa is at Rovaniemi railway station.
January 5, 2018 · Rovaniemi, Finland

これは・・・完全にそうでしょ!!?

結局どうなったかと言うと(コメントへの返信より)

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筆者

実際あの状況なったら、自分から距離とんのもおかしいし、横座られた瞬間に立ち去るのも違うし…

結局少しの間そのままでした

オーロラアアァァァァァ!!!

世の中は便利になったものですね。

世間にはオーロラマップなるものまで出てきています↓


※オーロラとニアピンする筆者

明日到着するスウェーデンのキルナという町、ロヴァニエミよりも更に北にあり、この時はオーロラが出ていました。

ロヴァニエミにオーロラ予報がかぶっていないのも少し寂しいですが、まあ良いです。

明日観れそうなので(←大きな間違い(笑)

北極圏で初野宿したら死にかけた

さあ、めっちゃ疲れたので、ロヴァニエミ駅の暖かい室内で寝ようと思います↓

かばんは椅子の下に、なるべく外から見えないような場所に、後は自分の動物としての本能に任せます。

と、思ったら警備員?駅員?が入ってきて「もう閉めるから出て行って」と言われました。

おら、いくとこないだべさ( ゚Д゚)

仕方ありません、野宿です。

どこで野宿しようか考え、とりあえず駅の近くをぶらついていると、お~ありました↓

↑なんとこの場所には模型?の汽車が展示?されていたのです↓

この汽車後方部の荷台で野宿しようと考えました。

外から見えませんからね、イタズラされる可能性もグッと減るわけです。


当時の様子

とりあえず始発までの7~8時間耐えたらいいんです。

後方部には雪が溜まっており、とりあえずテントを張るのは不可能だったので、エアマットを敷いて寝袋で寝始めますzzz

キューバ 歴史
筆者

何といっても筆者の寝袋は、日本蕎麦発祥の滋賀県伊吹市で生まれたNANGAというメーカーのAURORA750DXというタイプですからね。

余裕です、たぶん。

しかもシュラフカバーもオマケして完全防備で寝ます↓

おやすみー

30分後
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筆者
ダメです、寒過ぎて死にます。
体から発っせられた熱がシュラフカバーとの間で結露を起こしてダウンがしぼんで温かくなりません。

一人で「殺す気か…」と呟いたりしながら、結局起きて荷物をかばんに入れて駅が開く朝7時?までぶらぶら歩いたりして寝ずに時間を潰しました。

この時強烈に感じましたが、真冬の寝袋泊に必要なのは分厚いエアマットレスです。

ちなみにエアマットレス賢者の筆者 がオススメするのがこちらのエアマットレスです。

詳しくはこちらをご確認ください↓

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もう一つ余談ですが、こちらで寝袋の選び方をご紹介しています↓

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寝袋 シュラフ 選び方

是非参考にして下さい。

スウェーデンのキルナへ

スウェーデン キルナ

キルナはスウェーデンで最もオーロラが見える町として有名ですね。

ノルウェーなら「トロムソ」、カナダなら「イエローナイフ」てな感じです。

実はロヴァニエミからキルナへ鉄道で行くのは非常にややこしいのです↓

ロヴァニエミ→ケミ→ハパランダ→ルレア→キルナ

の順で電車とバスを乗り継いでいきます。

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筆者
電車とバスの乗り換えも多く、本数もほとんど無いのでこの旅で最も緊張した瞬間でした

こればっかりはグーグルマップの経路検索では出てこないので(※)、各自でしっかりと調べてから行ってください。

※2021年7月追記

現在はGoogle Mapsでロヴァニエミからキルナへの乗り換え案内が出ます↓

当時は経路が無かったので、経験者の情報をネットでいくつか拾い集めて複合しました(笑)

この行き方で合っているかもわかりませんでした。

ではロバニエミ駅を出発しまーす↓

あ、今何時だと思います?

現在午前9時、まあこんな感じです、北極圏は(笑)

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