今回はサバイバルで使われる、腕時計で方角を知る方法について紹介します。
ナショナルジオグラフィック監修の「世界のどこでも生き残る完全サバイバル術」という本の一節から抜粋しました。
腕時計をコンパスとして使う
昔ながらの針が付いたアナログ式腕時計は、太陽の動きを利用することで、コンパスとして使える。
北半球の場合
北半球の場合は、時間を示す短針を太陽の方向に合わせる。次に時計の文字盤の12の位置を確認。12時と短針との間にできた角度を二等分する線があると仮定する。そのラインが南の方角になる。
南半球の場合
南半球の場合は、時計の文字盤の12を太陽の方向に合わせる。そして12と時間を示す短針との間にできた角度を二等分する線があると仮定する。そのラインが北の方角になる。
デジタル式腕時計の場合
※やることは上で述べた方法と一緒です。
腕時計がデジタル式でも、コンパスとして利用することは可能だ。
➀:まず、現在の時刻をアナログ式時計なら針がどこを向いているのかを想像する。
➁:次に短針を太陽の方向に合わせた時計の文字盤を地面に描く(これは北半球の場合。南半球の場合については前述した内容を参照)。
③:そして、その他の時間も書き込む。
④:現在の時刻、短針と文字盤の12との間にできた角度を二等分し、そのラインが南となる。
また、事前に磁気誤差を修正しておけば、コンパス付きデジタル腕時計は大いに活用できる。
おわりに
このように、腕時計を用いて方角を知る方法が存在します。
僕はこち亀の中でそういう方法があるのを知りましたが、ちゃんとサバイバルブックにも載っていました(笑)
また、皆さんも試してみてください。