【サバイバル知識】ハイキングで携帯すべき食料を解説

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今回はサバイバルで使われる、ハイキングで携帯すべき食料を紹介します。

ナショナルジオグラフィック監修の「世界のどこでも生き残る完全サバイバル術」という本の一節から抜粋しました。

もし、こちら↓をまだ読んでいない方は先にこちらをお読みください↓

【サバイバル知識】食料の基礎知識、基本的な栄養素を解説

携帯すべき食料

では本書に掲載されている短期・中期・長期のハイキングで携帯すべき食料を紹介します。

ハイキング一般

スティックタイプの穀物系ビスケット、小さなアメやチューイングキャンディー。栄養価の高いこれらの食料を非常用として持っていく。

日帰りのハイキング

トレイル・ミックスやドライフルーツ、その他の食物繊維や栄養素、炭水化物を含む食べ物。これらをハイキングの途中でこまめに補給する。

長期のハイキング

サバイバル知識 ハイキング 食料

様々な食べ物からなるメニューを念入りに考えよう。天候、移動距離、使用可能な調理器具や水、栄養バランスを考慮し、缶詰やドライフード、冷凍食品、保存食品などを選ぶ。

フリーズドライ食品

フリーズドライ食品は食感が保たれ、軽量で、味も良く満足感がある。

しかし調理の前に大量の水につけておかなければならない。水は持っていくか、その場で浄化した水を使う(体力が消耗している場合、完全にもどる前のドライフードを食べると腸管から水分が奪われ、腸閉塞を生じる危険性がある)。

缶詰

缶詰はそのまま食べることができ、火や水を必要としない。しかし、重いのが難点だ。

保存処理された魚や肉

保存処理された魚や肉を小さな缶や袋に詰めて持っていけば、必要なタンパク質を摂取でき、持ち運びも比較的容易だ。ただし、消化のために体内の水分を消費する

米や豆類

米や豆類は満腹感を感じやすく、炭水化物を多く含む。キャンプ用コンロでうまく調理するには、ある程度の技術が必要だ。

粉末ドリンク

粉末ドリンクの栄養素は高くないが、お茶やココア、コーヒーなどは体を温め心が落ち着く。1日の始めに1杯のコーヒーやお茶を飲むことで「見た目ほど状況は悪くない」と、気分が前向きになるなど精神衛生上の効果がある。

また、野菜をつぶして摂った水分や、ヨウ素で浄化した汚れた川の水を飲まざるを得ない状況では、粉末ドリンクは非常に便利だ。浄化することで水の除菌はできても、不快な味を変えることはできない。粉末ドリンクを加えることで、不快感を抑えることができる。これは非常に大切なことだ。なぜなら、まずくて嘔吐してしまうと水分を多量に失うからだ。

寝る前にはタンパク質や脂肪を摂るよう心がける。消化によって夜の間、体温を温かく保つ作用があるからだ。

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