はじめに
RYOです(”◇”)ゞ
ヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、スイスの『ツェルマット』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。
ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。
今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。
» 今回の旅の概要↓(自分語りのどーでもいい内容が大部分です(笑))
今回は初テント泊や初レンタカーに加えて、20歳なりたての女子Eと周るヨーロッパ旅やからめっちゃ緊張するわ~
ずっとヨーロッパ行ってみたかったんです!!!
わたしの命、RYOさんに預けます(笑)
2017年は1月23日~3月1日までヨーロッパに行ってきたのですが、今回は東欧のハンガリーやスロヴェニア、バルト三国、アイスランドなど行ったこと無い国を中心に周ってきました(∩´∀`)∩
今回の旅には3つの重要事項がありました↓
➀同伴者
②初レンタカー
③初テント泊
それぞれ説明します↓
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» ➀同伴者と共に周ったヨーロッパ
➀同伴者
実は2016年10月終わりに旅好きの可愛らしい女の子(E)と知り合い、お互いに気が合ったのもあってぼくが2017年2月~3月にかけて一カ月ほどヨーロッパに行く予定であるという話をしたところ、
レンタカーとかテント泊とかスゴイ素敵ですね!!!
私も…連いていってもいいやつですか?汗
RYOさんに命預けます(笑)
となり、結局一緒にヨーロッパに行くことになったのです(∩´∀`)∩ウハウハ
しかしこれに対しその子のご両親が大反対!!!
となり、結局その子がご両親を説得するという前提で話を進め、ぼくは予定を変えずに一足先にヨーロッパに旅立つことにしました。
そして出国の直前、Eから連絡が入り、
お母さんがRYOさんと会いたいって言ってます。
空港行く前に大阪駅のグランヴィアのカフェでお話してもらえますか?
となったのです(;・∀・) いわゆる、
うちの娘とヨーロッパに一緒に行く可能性のある男。
大切な娘を預ける男が信頼できる人間かどうかを自分の眼で確認しときたい
ということでした。
と思いながらも、実際にお母様に会って少しお話し、挨拶してからそのままぼくは一足先にヨーロッパに旅立ったのでした。
確かに日本より安全な国なんてなかなか無いし娘を心配する親の気持ちもひしひしと感じた良い経験でした。
結局、Eがヨーロッパに来れるかどうかはわからないまま、
ハンガリーの首都ブダペスト西駅の世界一美しいマクドナルドで○月□日の△△時に集合しよう
もし30分待っても来なかったらご両親から許可が出なかったと認識して一人で出発するから
と言い残して日本を出たのでした。
結局Eとはマクドナルドで会えたのですが、Eのお母様からLINEで、
父親にだいぶ反対されたようですが、本人の強い希望で娘はヨーロッパに行くことを決心しました。
こうなると、ヨーロッパで頼れるのはRYOさんだけです。
なにとぞ、うちの娘をお願いします!!!
という内容のお言葉を頂き、
お任せください!!!
死んでもEのことは守ります!!!
と、中二病さながらの決意と緊張感をもって旅が始まったのでした(笑)
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» ②初めてのレンタカーに大パニック
②初レンタカー
そして次にこれ
値段は高かったですが、札幌で2週間過ごして色々と美味しい物食べたり北海道大学の構内で毎日ランニングとか筋トレし、その後2週間兄貴と共に北海道を車で周遊したので非常に良い想い出ができました。
あれから5年半
ミッション車の運転方法なんて完全に頭から蒸発しきったくらいにヨーロッパで運転?
おれ、大丈夫か…?
いつも何かとお世話になっている空手の先輩おじさまに、
RYOくん心配やわー
今度ミッションの軽トラ乗って来るし練習付き合ってあげるわ
と提案して頂き、出発直前に練習。
エンストの嵐!!
今やその”今”は今の直後に来るハズ!!!
ヨーロッパのレンタカーはほとんどがミッション車で、オートマもありますが結構高いのです。
ハンガリー編でも書きますが、ほんと初めはエライ目に遭いました…
右手ギア
左足クラッチ
右足アクセル&ブレーキ
これらが織りなす地獄のハーモニー。
これについてはまた書きます(;^ω^)
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» ③ヨーロッパでのホームレス生活
③初テント泊
そして最後に
テント泊について
それもこれもオーストリアのハルシュタットでNinaと出会った事で全てが変わりました↓
今回は『世界一美しい湖畔の町』と呼ばれるオーストリアのハルシュタット(世界遺産)でまさに奇跡としか思えない事が連続して起きた話をしようと思います。いつ振り返っても思うのはこれです。筆者人と人との出逢いって[…]
ニーナと会ったことで『外国でテント泊』というのが非常に身近に感じハードルが下がったのは間違いありませんし、ほんまに彼女に出会わなければ未だにテント泊という概念すら持っていなかったかもしれません。
(↓筆者撮影)
という事で、今回は雪山登山装備まで持って旅に出かけたわけです。
ガチな雪山登山靴に始まりテント張るための折り畳み式スコップやらペグやらアイゼンまでフル装備でした。
そんなわけで今回は2つのバックパック(それに雪山装備を引っ掛けてました)の重さが40kgを超えるという過去に例をみないほどの重量となりました。
まあ結果的に重すぎる荷物は後悔しか残らないのですが(笑)
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という事で、以上3つの緊張感を背負っていざヨーロッパに入ったのでした。
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
朝焼けのマッターホルン
さて、遂に来ました。
マッターホルンの麓の町、ツェルマットです↓
ツェルマット、ぼくが今まで訪れた中で最も美しいと思った町です。
町からマッターホルンが見えるのもその大きな理由だと思いますが(笑)
ベルンから自動車でおよそ2時間半!
(↓音量に注意)
本当に夕方から夜にかけてのスイスの運転は最高です。
めちゃくちゃ美しいです。
ほんまに人生でも最高のワンシーンでした。
レンタカーはテーシュ駅(Tasch)に駐車
そしてここで一つ問題があります。
環境への配慮として、です。
なので上の地図のようにTaschまでは車、Tasch-Zermatt間は必ず電車に乗らなければなりません!!!!
Taschに車を停めてZermattへ電車で
Tasch駅にはめちゃくちゃ大きくて広い駐車場がありますので、よほどの繁忙期でも無い限り基本的に駐車場の心配はいりません!
テーシュ駅の改札前にツェルマット行きのチケット売ってる機械が置いてあります↓
↑見た目は新しいけど、この機械がなかなか上手く動かんくて電車一本逃しました。
乗車時間は20分前後です↓
ツェルマット駅に着くとWolliくんがお出迎えしてくれました↓
この、今から雪山に向かう僕の服装、日本語では"完全装備"と言います(笑)
Matterhorn hostel
そして知っている道をぐんぐん進んで行き、ツェルマット駅から徒歩15分で例の「Matterhorn Hostel」に到着しました。
2年前にこのホステルの受付の女性に一目惚れし、初めて「好きな人の顔が思い出せない」という事態に陥りました(笑)
詳しくはこちらで説明しています↓
今回はちょっと真面目な話です。皆さんは好きな人の顔が思い出せないという経験をされたことはありますか?好きな人の顔こそいつでも思い出して苦難を乗り越える原動力にしたいところではありますが、筆者は好きな人の顔だけが思い出せないと[…]
一緒に旅をしていた友人Eには詳しい説明を省いてとりあえず、
「ビール奢ってあげるからちょっとここ入ろ」
と言って、ホステル兼バーである「マッターホルンホステル」に入りました。
もし例の女性がまだここで働いているなら、受付にいるかバーにいるかのどちらかだと思ったらからです(←ストーカー気質あり?( ̄◇ ̄;)
結局、例の女性はおらず本当にもう2度と会えへんのやなーと思いながらビールを飲み干しました。
これから2時間弱の雪山登山をひかえてアルコールを飲むなんてどうかしています(笑)
(↑店内の様子)
ぼくが一目惚れしたその女性に初めて出会ったのが、この【Reception】と書かれてある右の扉を開けて目の前にあるホステルの受付でした↓
(↑左の扉がバーの入り口、右の扉がホステルの入り口)
やはり会えなかったので、もう諦めました。
(↑遂に登り始める用意をするE)
ここからはおよそ2時間の雪山ザックザク登山が始まります。
しかもアイゼンは1セットのみ。
※アイゼンとは氷の上を歩くことができるスパイクのこと
ヨーロッパにはちゃんと2セット持ってきていたのですが、
重いので無意識に1セットを車に置いてきました(笑)←いや、笑えない
Eも俺も片足だけアイゼンを付けてカチカチの氷の道を登って行きます。
あとで写真を出しますが、道は狭くアイゼンを付けずに登ると、足を滑らして山の斜面を滑落する危ない道でした。
Google Mapで調べたところ、スネガ展望台へはかなり遠回りの道しか表示されませんので、下にハイキングルートの始点を示します↓
↑だいたいここまで到達すれば、あとはほぼ一本道なので迷わずにスネガ展望台まで行けると思います。
山あるある「あと少し!」
ようやくテントを張る場所まで辿り着きました↓
スネガ展望台まではケーブルカーでおよそ10分で着くようですが、歩きとなるとわりと遠いです。
道中、ぼくはもう2回も歩いたことのある道なので、
あーここかー!
よし、もう少しやな
とか
とか、ある程度ゴールを知っている分精神的に楽でした。
が、一緒に旅をしている友人Eは本当にツラそうでした(笑)
先の見えない真っ暗な雪山、しかもほぼ上り坂。
一歩ごとに足は膝くらいまで雪に埋まり、冬でもめちゃくちゃ汗をかく。
しかも温かい食事も摂れない。
アムステルダムやら色々とありましたが、今回の旅で一番Eのことを愛らしく思えた瞬間でした(笑)
登り始めて1時間半を過ぎた頃↓
ねー、RYOさーん、まだですかー
もう足動かないですよー、ほんま無理ですってー
いつ着くんですかーーー!!
さっきからずっと「あとちょっと」って同じこと言ってるじゃないですか
もーー!ねーーー。
RYOさーーーん
と最後の30分は終始こんな感じやったので、これは本当に可哀想なことをしたと思いました。
覚えておきなさい!!
何はともあれ着きました。
2時間の雪山登山を乗り越えて!
雪山のチゲスープが神
着いたらもう23:30
Eがこの日のために取っておいたチゲのスープを頂く。
このチゲスープが美味すぎて2人して「泣きそうなくらい美味い」と笑い合っっていました。
ぼくは夜明け前には起きてスマホとカメラをセットして絶えず充電の様子を見守るという仕事がありました。
まあ、このために来たようなものですからね(笑)
電気製品は常に温かく
さて、詳細な時間は忘れましたが朝の6時頃に起きました。
既に周りは微妙に明るくなっており、朝日が迫っているのを感じました↓
(↑午前7時16分に撮影)
山は美しい。
僕が最も好きなのがこの空がピンク色になる時間です。
とりあえず起きて一番にやる事は、三脚にスマホを乗せてタイムラプス撮影のスイッチを押すこと。
スマホは必ずモバイルバッテリーで充電しながらにしてください。
氷点下の冷気にさらされると100%充電されたバッテリーも、ものの30分後には0になります。
常に冷気にさらされたまま放置するので、スマホはモバイルバッテリーを繋ぎっぱなしにしておきます。
そのモバイルバッテリーは極力テントの中まで引きこみましょう。
一度真冬の北極圏を歩いてた時、
100%だったはずのスマホが(ポケットに入れていたにも拘わらず)10分後に見たら3%になっていたことがあります(笑)
後はココアを飲みながらマッターホルンを眺めるか寝るだけです。
変に体を動かしてモバイルバッテリーが動くとそれにつられて撮影中のスマホまで動いてしまい、タイムラプス撮影の意味が無いので(笑)
朝焼けのマッターホルン
マッターホルンの夜明けを観賞した後は少し寝ます。
↑そして明るくて目が覚めると、もうこんなに明るい!!!!
スマホが動いているかも確認しましたが、まだ無事に動いている。
やったーーーー((((oノ´3`)ノ
そして3時間くらい後にタイムラプスを切って朝食にとりかかります↓
↑その時の一連のタイムラプス動画がこちらです。
超美しいでしょ!?
マッターホルンが最高過ぎた・・・
さて、ぼくらが寝ていたテントがこちらです↓
そして後ろを振り向くと・・・
スキー場のリフトです(笑)
そう、スネガ展望台とは超有名なスキーリゾートなのです。
再び振り向くと、もうそこにはテントはありませんでした↓
マッターホルンを見ながら少し散歩します↓
こちらがスネガ展望台のケーブル駅です↓
ぼくは2年前に乗りました。
これに乗って町まで降りても良かったのですが、値段を見て即やめました(笑)
マッターホルンを見ながらのスキー、最高ですね!
スネガ展望台から徒歩で下山
では、少しずつ下って行きます。
なんてEに説明しながら降りて行きます。
この階段も登ったよな、なんて言いながらマッターホルンを正面に見ながらどんどん降りて行きます。
別に時間的に焦ってはいませんでしたが、この日はツェルマットからハイジの町「マイエンフェルト」へ行き再び登山&テント泊です(笑)
この道が一応ちゃんとした道なんですが、踏み外すと大怪我です。
↑こんな看板もあります。
山を下りると、別荘のような家々があるのでそこも通り過ぎます↓
ちょうど、ここら辺が先ほどGoogleMapで示したハイキングルートの始点になります↓(再びです)
再び「Matterhorn Hostel」に戻ってきました。
ここでも一度だけ顔を覗かせて例の女性がいないか確認(ストーカー気質あり?
はい、いません。
では行きましょう。
町からは常にこんな感じでマッターホルンが見えます↓
Tasch駅に戻る
さすがにマッターホルンを堪能しました。
ちなみに、この年の年末にもう一度ツェルマットを訪れてマッターホルンを観ながら年越しをしました。
どんだけ好きやねんって感じですね(笑)
ではTaschに帰ります。
(↑ツェルマットの駅前)
(↑ツェルマット駅)
(↑車内の様子)
(↑Tasch駅に到着)
ハイジの町、マイエンフェルトへ
ここで問題です。
さて、下の写真でぼくのレンタカーはどれでしょう?
(↑Tasch駅にある駐車場)
駐車場に帰ったぼくは、全て黒い車で自分の車のナンバーも覚えていなかったので、
となりましたが、すぐ後にどれが自分の車かはっきりわかりました。
答えは、一つだけバック駐車してある奥の黒い車です↓(^ω^)
アメリカだけでなくヨーロッパでもバック駐車はあまり見かけません。
広い駐車場で自分のレンタカー見失っても、大抵バックで停めてある車は一台しかないのですぐにわかります(笑)
では遂にカートレインという車ごと乗車する列車に乗ってハイジの町「マイエンフェルト」に向かいます。
はじめにRYOです(''◇'')ゞヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、スイスにあるハイジの町『マイエンフェルト』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014[…]