ぼくはバックパッカーなので、そんなに何着も着替えを持っておらず、濡れっぱなしの服のまま眠りに入ります。

濡れた服で眠る不快感
ほんまに地獄、ここから既に地獄やった…
アイスランド2日目
(③~④の移動編)
翌朝、氷の洞窟ツアーのためにここから250km離れたヨークルスアゥルロゥン(あ~言いにくい!!)まで行かないといけません。
クヨクヨしててもだめです、ここを去らなければ。
そうです、とりあえずはクレジットカード会社に電話をしないといけませんよね?
誰が悪用するかわかりませんからね。
しかし僕の心の中ではいくつかの葛藤がありました↓
カード会社に電話しなければ。
でも国際電話は高い。
ん、待てよ。
たぶんあいつは滝つぼに消えたよな…
悪用される危険性はほぼ無いよな?
よし、帰国してから再発行しよう。
ひとまず解決!♡
国際免許証については・・・今後どうするか考えよう。

常に爆風のアイスランドでした。
駐車場から1時間ほど走ってから寄った初めてのガソリンスタンド↓
↑を見てもらったらわかりますが、風が本当に強かったんです(毎日こんな感じでした)
氷の洞窟ツアー中止♡
そしてこの日の午後は「Ice Cave Tour」でした!!

氷の洞窟~♪
アイスケイブ~♬
皆さん、氷の洞窟って知ってますか?
実は氷河の中には人間が入れるようなスペースが空いている場所もあり、そこから中に入るとみたこと無いような美しい氷の絶景が広がっているのです↓(参考写真)
わたくしめは、この絶景を見たいがために250kmもの距離をドライブしたのでございます。
↑車でスマホの音楽聞けたのが唯一の救いです。
なんせ分厚い雲の下でずーーーーっと同じ景色の道を3~4時間走り続けるのはキツイ↓
250km運転して昼過ぎに現地(集合場所)に到着↓
免許不携帯のまま(笑)
天気も悪く全く刺激のないドライブが3~4時間、これほどつらいものか!!!
そして到着した頃には、天気悪すぎます↓

とりあえず到着してから、車内で濡れてもいい服に着替えて(まだ乾いてないけど)、氷の洞窟ツアーに参加です!
集合場所には既に大きなオフロードタイプのトラックが何台もあり、僕みたいな人間がそこかしこに溢れていました。
そして案内されたトラックに乗り込むと既に8人くらいの参加者がおり、軽く挨拶して出発!
なんか見たこともないくらい大きなオフロード車で10人くらい乗せていざ氷の洞窟へ!!!
もう想像が膨らみ過ぎて、この↓景色まで秒読み段階とワクワクドキドキ(*´▽`*)
車内ではみんな英語で喋って冗談とか言って笑い合ってるけど、早すぎてあんまりわかってない俺(・ω・)ノ
たまに「ジャパン」という単語が聞こえて振り向くと、

あー俺のこと言ってんな。
ん、なんか俺に質問してる?
ぼくは聞き取れへんよ?
って感じです。
オフロードトラックは普通の車道から外れて氷河の道をドンドン進みます。
車で行けるところまで行き、そこからはアイゼンというスパイクを靴に装着して(支給されます)↓
みんなで目的地まで歩き始めます↓

アイゼン無しで氷上を歩いたら、
一瞬でツルっと滑って転んで、
そのまま氷河の河に落ちて飲み込まれてサヨナラです
ツアーリーダーの大きな背中、凄く頼りになります。
あなたの決定にどこまでもついていきます!!!
雪じゃなく固まった氷の上を歩くので、滑ったらそのまま近くの濁流(氷河の融水)へ落ちていきます↓
車を降りてから5~10分歩くと、ほぼ目的地に着いたようです。
そして周りには別の氷の洞窟ツアーの人達もいて、そのツアーのリーダー同士が状況を話し合ったりしていました↓
そして、我らの一つ前のグループが氷の洞窟から出てきて、

と思った瞬間です。

気温が上がったことで氷が融けて凄い川になってるぞ!
今から入るのは無理だ!!!
とか言ってきました(的な事を聞き取れました)。
それを聞いて我らのリーダーが様子を見に行きましたが、少しして申し訳なさそうに帰ってきたのです。

え、今更キャンセルとか言わないよね?
ひとつ前のグループまでは入れてましたよね?苦笑
そうです、氷の洞窟は目の前でキャンセルになったのです!!
リーダー「すまない!!!みんなを危険な目に遭わせるわけにはいかないんだよおぉぉぉ」
おれ「リーダー、行きましょう!たとえ命を落としたとしても後悔しません!!」
リーダー「な、何言ってんだ!!!お前には去年生まれたばかりの娘もいるじゃないか。氷河は逃げやしないんだから..」
おれ「・・・。クッソおぉぉぉぉ(ノД`)・゜・。」
と、頭の中で思いながらも誰もリーダーの決定に文句を言う人間はいませんでした(当たり前か)
リー、リーダアァァァァァァァァァァァ!!!!
一応キャンセルの場合は半額返ってくるので、安全な場所で氷河を見ながら氷のうん蓄を少し聞いて帰るというハメになりました。
氷のうん蓄も英語での説明なので、あまり理解できずに終了。
まあ、安全第一ですね(´・ω・`)
2万円以上払いましたが、結局1万円くらい返ってきました。
氷の洞窟ツアー↓
Jökulsárlón Glacier Lagoon in Iceland is a must visit destin…
そして駐車場に戻り解散!
ぼくは心身ともに疲れていたのでそのまま運転せずに18時くらいに車内で就寝です。

一日中暗いし、風強いし、常に体濡れてるし・・・最悪
アイスランド3日目
(④~➀の移動編)
翌朝未明、目を覚ましたぼくはこれからどうするか考えました。
今日が3日目の朝未明で、アイスランド出国は翌日の昼でした。
あと30時間ほど時間があり、とにかく時間が余って余って仕方ない。

自分で歩いた距離は怪我しようがダルかろうが自分の足で麓まで帰らなければならない登山と一緒で、
首都レイキャビクからここまで400kmですから、必然的に400km運転しないと空港まで帰れません
とにかく、曇+雨の中での運転時間がとにかく長いんです(-_-メ)