ヨーロッパ30カ国周ったぼくが驚いた「ヨーロッパあるある」11選

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こんにちは、RYOです。

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皆さんも海外行かれてますか?

やっぱりいいですよねー海外!

しっかり準備をしお金も時間も費やして飛行機に乗り現地で滞在して好きなことをする。

時にはトラブルもあり感動もあり!

そんな中、「あーこれはヨーロッパだからこそだなー」と思うことも多々あると思います。

今回はそんな「ぼくが驚いたヨーロッパあるある」を11個紹介します。

ヨーロッパと括りましたが今まで訪れた国で感じた実体験に基づいているので、わからない人もいるかもしれません。

わかる人は「あー確かに!」と、わからない人は「あーそんなんもあんねや」と思ってください。

ヨーロッパあるある11選

「ヨーロッパあるある」と言っているので主に「日本ではめったに起こらないことがヨーロッパでは起こる」という趣旨で進めます。

※順番は関係ありません。

ではみていきましょうヾ(≧▽≦)ノ

バスに乗り遅れた人は諦めずに追いかけてくる

これ本当に驚きます。

バスが停留所に着いたので乗車すると、後ろから全速力でこちらに走ってくる人を見かけます。

しかし距離的に50~100mはあり

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あ、あの人間に合わへんやろなー

と思っていると案の定バスのドアが閉まり出発します↓

日本人ならよっぽどのことがない限り諦めますし、本当に急いでいても一度走り出したバスを無理に追いかけることはせずに即座にタクシーを呼び目的地に向かうなどの対策を取ります。

お金で解決できるならOK

が、ヨーロッパではそんなこと起こりません。

彼らはそのまま大声で叫んだり手を振ったりしながら追いかけてきます!

そんな非日常、見過ごすわけにはいきません。

㋐運良くバスが信号で止まろうものなら先頭のドアまで走ってドアをドンドンやり運転手に開けるよう叫びます。

ほとんどの場合はドアが開き彼らは乗車することができます。

㋑運悪くバスが信号で止まらずに進んだとしても、バスのスピードが上がりきるまでは「まだ追いつける!」と思うんでしょうね、追いかけてきます。

「彼ら」と言いましたが男性だけとは限ってないのが面白い、女性でも普通にこんな感じです。

バスは発車しても追いつけそうなら追いかけましょう!

きっと乗れます(ぼくはやったことありませんが)

お釣りは手に渡してくれない

最近は日本でもお釣りを渡す際に手を添えるのは無くなってきましたよね。

レシートや紙幣の上にお釣りを置いて直接手を触れないような感じで渡されるのが多いと思います。

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しかしヨーロッパでは「手を添える」どころか「お釣りを渡すときに顔を見る」事すらありません

もちろん全てがそうとは限りませんがまあ大抵はそうです。

お釣りが発生するとレシートと共に投げるように放り、次のお客さんの商品をレジに通し始めます。

日本なら確実にクレームレベルですが、向こうでは普通なんでしょう。

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また、買い物袋などを用意しておらずぐずぐずしているとレジが止まるので周りのプレッシャーが凄いです。

スーパーなどの買い物の際、なるべく買い物袋を持参しましょう!

バスの運転手は好きな歌を聴く

日本のバスは非常に静かですよね。

バスのドライバーが各停留所に着く際に、

「はい、つぎ止まります」「ご乗車ありがとうございました」

などと言う以外は特に騒音などもありません。

しかしヨーロッパのバスはそうではありません。

バスの運転手はそれぞれが好きな歌をかけて走っておりアナウンスは全て機械に任せていますし、もし何かあれば地声で叫んでくれます。

非英語圏を旅しているとバスの停留所のアナウンスすら聞き取れないことが非常に多いです。

そういう場合は乗車の際に

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〇〇っていう停留所で降りたいので声かけてください

(※降りたいバス停を連呼するか文字を見せる)

と意思表示すると、大抵は「へーい次だよー!!」って声をかけてくれます。

ぼくの親友はドイツの田舎町でバスの運転手に任せてボーっとしており、運転手が声かけるの忘れて真夜中にトンデモナイ山の中で置き去りにされました。

一応自分でも確認はしておきましょうね。

運転中は音楽に合わせて体を揺らしながら右折左折していますし、同じ音楽の趣味を持った乗客は運転手と音楽について仲良く話しているシーンもよく見かけます。

日本では考えられません。

英語に自信があるならバスの運転手と音楽について話すのも一興です!

高速列車は気付かぬ間に車両が分かれて別々の目的地に向かう

あなたが「京都駅発博多行きの新幹線」に乗ったとします。

乗車さえできれば何の心配もなく勝手に博多に着きますよね、日本の感覚ならそれが当然です。

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しかしヨーロッパの高速列車では注意が必要です。

なぜなら10両あるうちの先頭5両は途中で切り離され違う目的地へ向かう、みたいなことが多いからです。

日本の感覚で「〇時に〇番ホームを出る電車」というだけの情報で乗車すると、えらいことになります。

例えばドイツのフランクフルト中央駅の3番ホームから10時にアムステルダムへ出発するICE(ドイツの高速列車で日本の新幹線みたいな感じ)を予約していたとします。

9時50分には3番ホームに着いて、座席指定券を取っていないあなたは停車中の10両くらいある車両に適当に乗車しました。

いざ電車が出発しぼーっとしていると気付けばパリにいます。

「え、、、パリ?なんで・・・?(;・∀・)あ!パリ経由のアムステ…でも無さそう。ここ終点やん( ゚Д゚)」

となります。

慣れないうちは必ず乗車の際に目的地へ向かう車両かどうかを駅員さんに尋ねましょう!

駅に改札がない

日本は改札を通らなければ駅のホームに入れません。

しかしヨーロッパのほとんどの駅は改札というものが無いので、切符がなくても電車に乗れます(パリはしっかり改札がありましたが)

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じゃあヨーロッパの人は切符買わないの?

なんて声が聞こえてきそうですが、しっかりと対策はされています。

ヨーロッパの公共交通機関のコンセプトはこうです↓

切符がなくても乗っていいし、運良くばれなきゃただで移動できます。

でも私服の係員が乗客として紛れており時々車両を閉め切って一人ずつ検札を始めます。

もしその時に有効な切符を持っていなければ罰金として50~400€(※国によって違う)払ってくださいね

という感じです。

これはバスでも電車でも地下鉄でも見かけます。

急に私服係員が「しょおぉ~~~た~~いむ」みたいな感じで声をかけ車両が丸々閉め切られ逃げ場がなくなり、一人ずつ「はい切符見せてー」と確認してきます。

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色んなサイト見ていると「旅行者でも容赦ない」とか書いていますが、ぼくの印象ではもろアジア系の旅行者には結構甘いです!!!!

ぼくも10回以上は間違った切符買っていて危なげな雰囲気も経験しましたが、

「それは範囲外の切符やで?仕方ないなーはいこれが正規の切符!」

と言って車内で普通の値段で切符を売ってくれることがほとんどです。

ヨーロッパの公共交通機関のチケットは時間制や区間制なので、日本よりコストパフォーマンスはいいと思いますので、冒険せずにしっかり買いましょう。

注意しているのに降車駅の間違いが多い

ドイツ/ハンブルク

これも本当に多いです。

日本でも不慣れな土地なら降車駅の間違いというのはあると思います。

しかしヨーロッパ圏では特に顕著です。

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ぼくも何度も降り過ごしました、「注意しているのに」です

例えば高速列車の場合、ドイツならアナウンスは英語/ドイツ語、フランスならフランス語/英語、イタリアならイタリア語/英語という風に、必ず英語のアナウンスはされます。

場所によっては仏独英などの3ヵ国語アナウンスも普通です。

しかし市内間のいわゆる普通の電車/地下鉄/バスには英語の放送はされませんし、駅名自体が似たようなものが多く非常に紛らわしい!

日本で言えば↓(適当な駅名です)

「東京駅」「東京東駅」「東京北駅」「東京南駅」「東京中央駅」「東京新橋駅」

みたいな感じで、外国人からすれば[TOKYO]しか聞き取れません。

実際にある駅でいうと、ベルギーの首都ブリュッセルにある駅名がややこしいんです↓

【Bruxelles-Midi】
【Bruxelles Central】
【Bruxelles-Nord】
【Bruxelles-Congres】
【Bruxelles-Luxembourg】
【Bruxelles-Chapelle】
【Bruxelles-Schuman】

など。

初めの5つの駅は割と大きな駅で登場回数も多いんです。

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漠然と「あーアムステルダム発のブリュッセル着か」と思っていたら絶対に痛い目を見ます!!!

気をつけてください!

滞在する都市ならまだましですが、乗り換えの駅なら最悪です。

乗り換え失敗して宿泊地に着けずに急遽野宿をするか宿を取り直さなければいけません。

大きな都市では似たような駅名が多いので注意しましょう!

駅や大型量販店などには必ずいかつい用心棒みたいな警備がいる

チェコ プラハ

ぼく自身、日本で色々な場所に出かけますが用心棒のような人がいるお店というのはほとんど見たことがありません。

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いま考えてみても一カ所も思い浮かびません(笑)

しかしヨーロッパは違います。

警備員ではなくセキュリティっぽいのがそこらにいますし全員体つきも半端ではないです。

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そりゃあ、ブルガリとかカルティエとかの高級ブランドなら、それくらいの対策はするっしょ?

とか思うでしょう?

甘い!!

ヨーロッパの用心棒はそこらのスーパーくらいの規模であれば必ずいます。

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わからない人も多いかもしれませんが、滋賀県民のぼくにとってはフレスコや平和堂、イズミヤの玄関に用心棒が立っている感じです。

ヨーロッパでは、スーパーマーケット内で写真を撮るとセキュリティに声をかけられ写真を消すように言われます。

大きい札を出すと偽札か疑われる

偽札

正直日本に住んでいればそんなこと日常生活では考えもしないですよね。

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俺の持ってる1万円札、偽札かも…

と思って透かしとか確認する人はほとんどいないと思います。

しかし!

ヨーロッパで買い物をした際、100€紙幣を使うとその場で確認されることが多いです。

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いや、空港で引き出したら100€ばっかりで出てきよったから・・・

と言い訳しても関係なく透かしとか確認しています。

逆に言えばそれだけ偽札が横行しているということなので、ヨーロッパにいる間は気をつけてください。

偽札は警察に通報する義務があるので、たとえ知らずに使っていたとしても警察呼ばれるのは嫌ですよね!

Equal Relationship - 元“国際恋愛で勝者になる方法”

では、お約束通りユーロ偽札の見分け方をまとめておきます。 ちなみに、ミスター・ミニットの靴の修理屋さんに教わりました。 …

一応、自分が偽札を持っているかもということは頭の片隅にでも置いておきましょう!

店員でも普通に舌打ちとかしてくる

これも日本では考えられません。

そりゃ日本でもたまには態度の悪い店員がいてこちらの気持ちを逆なでしてくるような輩がいます。

でも稀ですよね!

ヨーロッパ・・・に限りませんが、向こうの店員は基本自分の気持ちに正直です。

腹が立てば目の前で睨んでくるし、眠ければあくびするし、舌打ちはしてくるし、話の途中で席外したりもするし…
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「態度が悪い」ではもう括れない感じの態度の悪さです!笑

でもそっちの方が話がしやすいというのもぼく的にはあるので、こっちも話が通じなければ「いや、もっと詳しい人呼んでよ」とか「やからその話はもうしたやろ!?」とか自分の気持ちに正直に話せます。

もちろん、日本と変わらぬしっかりした対応の人も多いです。

なるべく店員の態度に腹は立てないように!

彼らは自分の気持ちに正直なだけなので、急にフレンドリーになったりもするのでもうわかりません!

ストとか謎の故障で公共交通機関が止まる

チェコ プラハ

日本で電車が止まる理由と言えば?

「大雨」「強風」「降雪」「人身事故」くらいですよね。

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ぼくはずっと滋賀県の「湖西線」というのを使っていたのですが、湖西線は大雨、強風じゃなくても停まります(笑)

ヨーロッパで公共交通機関が止まる理由は上記の日本と同じ理由もあると思います(未だ経験していませんが)。

しかし日本では考えられない理由としてストライキや謎の故障が挙げられます。

ぼくはまだ「ストライキで電車が止まった」という経験はありませんが、謎の故障で数回電車を降ろされ線路を最寄り駅まで歩いたことはあります。

チェコ プラハ

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筆者
これはチェコとドイツの国境を走っている時に降ろされた様子です(笑)

がらがらの車内で寝ていたら急に

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車掌

おい起きてくれ!!

この電車はもう動かないから最寄り駅まで歩いてくれ

と言われました。

スーツケースを持った人とかちょっと高めのヒール履いた女性とか、乗客全員が最寄り駅まで30分以上も歩かされてました。

この他にも何回かありましたが、緊急で写真どころじゃなかったです。

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もしも公共交通機関が突然止まっても焦らずに。

アナウンスが理解できなくても大丈夫。

とりあえずみんなに付いていけば問題ありません!

義理人情に厚い

これまでの幾つかのあるあるはネガティブなものを紹介しましたので、最後くらいは海外ならではのポジティブあるあるにします。

それはずばり人情です。

これに関しては日本と比較するつもりはありませんが、圧倒的にヨーロッパの方が人助けが当たり前の風潮があります。

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筆者

それも「道を聞いたら教えてくれた」などの受動的な人助けではなく、自ら積極的に困っている人を助けようとします

(中には下心ありの人もいるので注意)

例えば

公共交通機関で老人が乗車した際、間違いなく若者が立って席を譲ります。デカい荷物背負った疲労困憊したぼくにも譲ってくれました。

車内アナウンスが聴き取れない感じを出すと英語で「○○って言ってるわよ、あなた大丈夫?」なんて言ってくれます。

機内で「イヤホンは2ユーロかかります」って言われて、現金を出すと「カードオンリーです」と言われ「じゃあええわ」と思った瞬間、サッと隣の紳士がカードでスマートに買ってくれた(実話)。

重そうなスーツケースを携えて列車に乗ろうとしている女の子や老人がいれば、当たり前のように近くの若者が手を貸してあげる。

本当にぼく自身、数え切れないほど外国人の温かみに触れました。

特に本当に困っている時ほど声をかけて助けてくれますし、周りの歩いている人まで集まって問題を解決しようと努力してくれます。

ぼくもなるべく人助けをするよう心掛けていますが、向こうでは当たり前のことなんでしょう。

やった側も気持ちいいし、してもらった側も気持ちいい。

海外は人情に厚い。

「あれだけ助けてもらったんだから、自分も困っている人がいれば助けてあげたい」という気持ちになれます!

おわりに

人魚姫 コペンハーゲン
筆者
さて、、、という事で「ぼくが驚いたヨーロッパあるある11選」をお届けしました。

海外に行ったことのない人には驚きの連続だと思いますが、そういう「あ、ここは日本人も見習わないと」とか「お、ここは日本の方がいいな」という意識を持てばもっともっと面白い旅ができると思います。

実際はまだまだ驚いたことがあるのですが、とりあえず日本とは違うという点に重きを置いて11個挙げました。

また機会があれば、ぜひ自分の肌で体感してみてください!!

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