【ヨーロッパ旅行記】スロヴェニア旅~前編~

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本記事は、2017年に行ったヨーロッパ一人旅の記録を振り返るものであり、スロベニアでの滞在を中心に、当時の思い出をゆるりと綴っていく。

スロヴェニア 旅 旅行
世界最古のワインの木と呼ばれている

旅の期間は2017年初頭、およそ1か月。

東欧・バルト三国・アイスランドなど、これまで訪れたことのなかった国々を巡る冒険だった。

今回の旅には、

  1. 旅仲間(以下「エリ」)との同行
  2. 初めてのレンタカー運転
  3. 人生初のテント泊

という3つの大きな挑戦があり、まさに忘れがたい出来事の連続であった。

本記事では、その旅の始まりから順に振り返っていきたい。

スロヴェニアの位置

スロヴェニア

その名前を聞いて、「ああ、あのスロ…スロ…どこだっけ?」となる人も多いかもしれない。

だが安心してほしい。

筆者も最初はそうだった。
だが今は違う。

なぜなら行ったからである(ドヤァ)。

この国、イタリアと頬を寄せ合うように隣接しており、こじんまりとしていながらも存在感はばっちりである。
西にはイタリア、北にはオーストリア、東にはハンガリー、南にはクロアチアと、まるでヨーロッパ界の人気者たちに囲まれたクラスのマスコット的存在とでも言おうか。

そして何を隠そう、スロヴェニアにはヨーロッパ・アルプスの最東端が伸びてきている。

つまり、「アルプスの端っこ、ちょっと貸して」と言わんばかりにアルプス山脈が顔を出しているわけである。

この地には「アルプスの瞳」という中二病すら炸裂しそうな異名を持つブレッド湖が存在し、旅人たちは「うわ、美しすぎてバグった」と口々に言うとか言わないとか。

マリボルへ、夜を超えて

ハンガリーの首都・ブダペストにてレンタカーを借りたのは、夜の21時。

真っ暗な中、ヨーロッパ旅の新たな章が、エンジン音とともに静かに幕を開けた。

ハンガリー ブダペスト

ところで、ここでひとつ豆知識を提供したい。

ヨーロッパの日付表記は日本とまるっと逆なのである。

ヨーロッパの日付表記

たとえば、車内ディスプレイにはこう表示されていた。


車内の画面

現在時刻:21時24分

外気温:-6.5℃

日時:24.01.2017

画面一番下の「24.01.2017」は勿論「2017年1月24日」を表し、ほとんどのヨーロッパは日本と逆で「日→月→年」の順に表記する。

「なんだ、わかりやすいやん」と思った読者よ、油断するでない。

場合によっては「05.01.11」のような、パズルかよという表示が現れることがある。

このとき、筆者の脳内はこうだ:

えーっと…これは2011年1月5日?

それとも2005年1月11日?

まさかの2011年5月1日説?

いやいやいや、どっちやねん(焦)

…と軽く思考がフリーズする。

大抵の国では「日→月→年」の順だが、全てがそうとは限らない。

旅人たちは注意されたし。

ちなみに消費期限の表示がこれだとコワイ

いざ、車中泊の世界へ

レンタカーを借りたブダペストから、スロヴェニア第二の都市・マリボルまでは、実に363km。

ハンガリー ブダペスト 旅行記

おおよそ3時間半のドライブである。

このマリボルには、筆者が心密かに再会を願っていた女性、Nina(ニーナ)がいる。

ニーナとは、2016年にオーストリアのハルシュタットで出会った。

同い年、誕生日も近く、しかも超かわいい(←ここ大事)。

スロヴェニア 旅 旅行

互いに一人旅という境遇もあり、すぐに意気投合。

その出会いがなければ、今回のスロヴェニア旅は実現しなかったと言っても過言ではない。

Ninaとの出会いの経緯はこちらで。

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旅行記 ハルシュタット オーストリア

約束の再会場所は、マリボル駅近くのモール。

時間は翌日の正午である。

深夜のPAと、はじめての車中泊

走って、走って、気づけば深夜0〜1時ごろ。

とあるPAのような場所で車を停め、周囲の様子を探る。

奥に見えるトイレは、言うなれば「ギリ我慢できる昭和の公園トイレ」のような雰囲気。

周囲に怪しげな連中はいないようだ。

おそらく、ここで車中泊しても問題はないと思われる。

なんせ初めてのレンタカー

初めての車中泊

初めてのハンガリー..

三拍子が揃えば、そりゃ不安にもなる。

そこで筆者はひとつの策を講じる。

「顔が見えたら旅行者感MAXで狙われやすいのでは?」

というわけで、寝袋で顔を隠して防御力を上げる作戦を発動。

シュラフの中でじわじわと温まりながら、ブダペストの冷たい空気とスリルに包まれつつ、筆者はそっと目を閉じたのであった。

スロヴェニアで高速道路を利用する前に~ビニェッタ~

おはようございます(´ω`)

無事に朝を迎え、顔を洗い、音楽をかけて次なる街へ。

耳に流れてきたのは、あの名曲:

♪いつもいつでも うまくいくなんて~ 保証はどこにもないけど~♪

そう、まさにこの旅のテーマソングである。

なお、たった1日半前にはエンジン始動とエンストをひたすら繰り返していた筆者。

ミッション操作は完全に「検定10級」レベルだったが、今や自称「2級」まで成長した気がする(当社比)。

…と、ちょっと浮かれていたその時。

筆者はとある重大な事実に気づき、戦慄したのである。

そういえば……ヴィニェッタ、買ってない。

筆者(心の声)
「やばい。マジでやばい。詰んだかもしれない。」

というのも、スロヴェニアの高速道路を使うには「ヴィニェッタ(Vignette)」が必要なのだ。

このヴィニェッタとは、いわば通行料を前払いするシステム。

紙のステッカー形式で、フロントガラスに「しっかり貼って」おく必要がある。

ただ「持ってるだけ」じゃダメ。

貼ってなければ即アウト。

これはもう、スロヴェニア交通界の鉄の掟である。


もしビニェッタ取り締まり所で有効なビニェッタを貼り付けていない場合、

300~800€(48,000~104,000円くらい)の支払い義務があるのだ!!!

「うっかりしてました」では済まされない。

一応その場で支払えば150ユーロ(約24,000円)で済むケースもあるらしいが、旅先で急に24,000円が飛んでいくのはダメージがでかい。

あるウェブサイトにもこう書かれていた:

有効なヴィニェッタの貼付がないとして摘発されると、300~800ユーロの罰金が科されます(その場で支払う場合は150ユーロとなります。)。

高額な罰金ですから、必ず購入してから、高速道路を利用して下さい。

※ヴィニェッタを購入していても、摘発にあったら見せればいいや、というのは駄目で、フロントガラスに貼付していないと違反となります。

レンタカーを含め、必ず貼付して下さい。

(出典:スロベニアで高速道路を利用する方へ(ヴィニェッタの購入について

そういえば、ブダペストのレンタカー屋「BeeRides」の兄ちゃんも言っていた気がする。

「スロヴェニア行くならヴィニェッタ、忘れないように!」

……って、言われてたやん自分!!!

にもかかわらず、筆者はガソリンスタンドを探すのに夢中になり、そのままスロヴェニア国境近くまで来てしまったのである。

筆者(脳内再生)

「ウフフ、国境まで来ちゃった♡」

いやいや、笑ってる場合ではない。

ヨーロッパの高速道路使用料が安すぎる件

国境ギリギリのところで、なんとかガソリンスタンド横の売店にて、1週間分のヴィニェッタ(ビニェッタ)を無事ゲット!

(´꒳`) ふぅ……ギリッギリだった……。

というわけで、このタイミングで「ヨーロッパ高速道路事情」について語っておこう。

日本では、高速道路を使うたびに料金所で距離分の通行料を徴収される。

「○○ICから△△ICまで、1,800円です〜」というあれだ。

が、ヨーロッパでは事情がまるで違う。

多くの国では、「期間制パス制」になっている。

つまり、こういうことである:

1日パスを買えば、その日は何時間乗っても追加料金なし

1週間パスなら、その週は無限に乗り放題

国によっては1年間有効のパスなんてのもある(たとえばスイス)

しかし筆者は思った。

なるほど、でもどうせお高いんでしょ?

真相やいかに……。

驚異のコスパを見よ!

もちろん国によって値段は違うが。

▷ ハンガリー:
1週間パス → 9.99ユーロ(税金込み)
=日本円で約1,500円弱

▷ スロヴェニア:
1週間パス → 15ユーロ(約2,500円弱)

▷ スイス:
1年有効パス → 40CHF(約5,000円)

▷ ドイツ:
無料
(国家が誇るアウトバーン、まさかのタダ)

いやいやいや、めちゃくちゃ安かったあぁぁぁぁ!!!!

逆にフランスやイタリアは日本と同じで距離によって値段が加算されていくので結構高くついたのである。

Ninaとの再会

再びエンジンをかけて走り出す。

看板には「Maribor(マリボル)まで74km」とある。

目的地が近づくにつれ、胸が高鳴る。
なにせ今日は、9カ月ぶりにあのNinaに会える日なのだ。

モールとWi-Fiと筆者

午前11時、無事マリボルのモールに到着。

ここでまず最初にするべきはNinaとの連絡である。

筆者は旅するWi-Fi難民

Wi-Fiの電波があるところに引き寄せられる様は、もはや渡り鳥に近い。

前日にブダペストで見つけたFree Wi-Fiを最後に、Ninaには

「12時にマリボル駅前で」

とだけ伝えて以降、完全に音信不通になっていた。

もちろん、ポケットWi-Fiなんてハイテク装備はない。

Ninaは待ってくれているのか?

筆者(脳内)
「Nina…心配してるだろうな…
でも大丈夫、俺は今ここにいるぜ。」

オーストリア ハルシュタット
か、可愛すぎる♡

Wi-Fiが繋がると同時に音が鳴る。

ピーン♬

美しい音だ、FBメッセンジャーの通知音にこれだけ感動したのは初めてだろう。

メッセージの受信時刻は午前8:26。

いよいよそのメッセージを開くと、そこには英語でこう書かれていた——

その時歴史が動いた

we can stay a day in mb. and start really early tomorrow to go to lj. because my friend she is graduated from uni and she invited me to be there for her:)

and unfortunatly im really busy with paching and movieng so you will have to discover a little bit of maribor on your own and i in afternoon i can show you my favourite spots?

im really sorry but is many things on my mind i can do it faster.. im really sorry my dear friend

卒業式をひかえた友達が自分にも出席して欲しいと言ってるから、今日1日は一緒にいれるけど、明日の朝一でリュブリャナ(首都)へ行かなくちゃいけないの…

そのための準備が忙しくて、、、だからまずは自分で色々と散策してもらって、、、午後からとっておきの場所を案内できると思うわ。

本当にごめんなさい。

つまりこういうことだ。

「午前中は無理だけど、午後から会えるわ!」

……ま、仕方ない。
むしろ、ちゃんと会えるってわかっただけでも大収穫である。

筆者(悟りの境地)
「別に時間がズレるくらい、何の問題もないさ。
どうせ俺には時間なんて無限にある(←※旅人特有の感覚)」

それにしても……Nina、やっぱりかわいい。

20kgのバナナたち─非常食という名の筋トレ装備

Ninaとの再会は午後までお預けと決まった。

じっとしていても始まらない。

筆者は早速、モール内の食料品売り場へと足を運んだ。

目的はただ一つ——残り6日間の旅の食糧確保である。

バナナ、それは完全食

目に留まったのは、黄色く輝く栄養の王者——バナナ。

  1. エネルギー◎
  2. 腹持ち◎
  3. 価格◎
  4. 加工不要◎
  5. 調理技術ゼロでOK◎

筆者はその瞬間、確信した。

「これだ…この旅を支えるのはコイツしかいない…!」

買った量が完全に狂っていた件

気づけば筆者の手元には20kg分のバナナが積まれていた。

20kgである。

念のためもう一度書いておく、20kgである。

しかもこれは冗談でも誇張でもなく、きちんと秤で測ったガチの20kgである。

ビニール袋は何重にも重ねたが、重量に悲鳴を上げて今にも裂けそうだった。

よろよろと駐車場へ戻り、なんとか車のトランクに搬入。

この瞬間、筆者は買い物ではなく筋トレをしていたことに気づく。

保存環境:自然の冷蔵庫

だが心配はいらない。

この日は2017年1月25日。
ここはスロヴェニア。

つまり、外気温は軽く氷点下。

車内=天然の冷蔵庫(いや冷凍庫)。

冷蔵庫に入れるまでもなく、バナナたちはキリリと冷えきっており、保存環境としては申し分なかった。

バナナのことなど今はどうでもいい(今だけ)

何より大事なのはNinaとの再会。

バナナにかまけている場合ではないのだ!!!!

20kgのバナナたちは車中で静かに眠る。

彼らの運命がどうなったか?

腐ったのか、凍ったのか、それとも完食されたのか——

それはまた、後編にて明かされることになる。

乞うご期待である。

9か月間学んだスロヴェニア語、実戦投入の瞬間──そして玉砕

Ninaからの「何時に会えるのか?」という返信を待つあいだ、筆者はモールの中をフラフラとさまよっていた。

Wi-Fiが切れたらメッセージを受信できないので、外に出るわけにもいかない。

この時間、ハッキリ言って人生の無駄遣いである。

「誰かの返信を待ちながらスーパーを徘徊する」という行為、もう二度とやりたくない。

ハウルの動くレンタカー

ぶらつきながら筆者は食材やら調味料やらを大量に購入し、再び車に戻った。

その様子はまさに備蓄戦争である。

筆者のレンタカーは今やただの車ではない。

寝れる・食べれる・走れる。

つまりもうこれは「ハウルの動く城」である。

遂にきた、スロヴェニア語デビュー戦

さて、ついに来た。

9か月間、あれだけ真剣に学び続けたスロヴェニア語の出番である。

この時は調味料のコショウを探していたので"Where is a Pepper?"のスロヴェニア語バージョンを、筆者は意を決して、近くを通った女性店員に問いかけた。

「Kje je poper?」(きゅえ いぇ ぽぺーる?)

※意味:「コショウはどこですか?」

完璧だった。発音も、トーンも、態度も。

字面でみると超アホみたいだが、今にもスロヴェニア語ペラペラの外国人認定を受けそうなほど真剣な表情で発した。

店員さんの表情がすべてを物語っていた

その瞬間の女性店員の顔——

は、おちょくってんのか?(; ・`д・´)

という無言の圧がビリビリ伝わってきた。

筆者は一瞬、時が止まったかのような錯覚に陥った。

「今の、スロヴェニア語、通じてない…?」

もしかしたら発音が悪かったのか?

それとも聞き慣れない訛りだったのか?

いや、そもそも「ぽぺーる」なんて単語が存在しない可能性すらある。

欧米人の塩対応についての考察

ちなみに欧米人の接客対応は、日本人のそれとはかなり異なる。

客であろうが誰であろうが、気分が悪ければ舌打ち・睨み・だるそうな態度は日常茶飯事である。

これは筆者の経験上言えることだが、ロシアの軍事専門家である小泉悠先生の著書にも同様の文言があったので紹介する。

ロシア ソ連 歴史

欧米人の舌打ちなどは、その人に向けてではなく、その状況に対してしているとのこと。

つまり、気にするだけ時間の無駄なのである。

しかし傷つく…。

スロヴェニア語、即封印

まあそういう経緯もあり、筆者は急いで英語に切り替えた。

「Where is a pepper?」

すると彼女は無言のまま、無表情で「ついてこい」とジェスチャー。

ついていくと、すぐ隣の通路にあった。

 

↑日本のごま油発見

その後Ninaと何ラリーかメッセージを交わすと、どうやらPohorje(ポホーリェ)というスキー場というか山?が美しい、そしてSarajevo(サライェボ)というお店のBUREK(ブレック)というスロヴェニア料理がおすすめとの事でした。

とりあえず行ってきます。

ラウンドアバウト

とりあえずモールを出て、ヨーロッパでは超ポピュラーな神交差点ラウンドアバウト(円形交差点)をいくつも超えPohorjeに向かいます↓

(出典:環状交差点(ラウンドアバウト)って何でぇ?

そう、ラウンドアバウト(円形交差点)とは信号を必要としない交差点のことで日本でも稀に見かけることができます。

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筆者
この円形交差点に筆者は恋をしました。

もう円形交差点(環状交差点とも)の良い部分を話し始めればキリが無いんですが、とにかくノーストレスなんです!!!

普段運転をしない方にはあまり共感してもらえなさそうですが、まあ想像してください↓

スロヴェニア 旅行記 旅

夜道、ガラーンとした交差点の赤信号で停まるあなたの車。

青信号の方も一台も車が通らず、1分ほど経ってからようやく青信号に変わったので発進。

「チッ!!」と軽く舌打ちしながら発進、かと思いきや視線の先にある次の信号が青色から黄色に変わる。

これ、まじでストレスじゃないですか?(´・ω・`)

筆者は大学時代、5年間毎日往復90kmも自宅‐大学間を通学していたので、運転に関してはかなりうるさいのもあると思います。

が、

日本にももっと円形交差点を!!!!

以下はスイスの首都ベルンで撮ったラウンドアバウトの動画です↓

↑信号を一切必要としない交差点です。

最近話題のDAO(自立型分散組織)やブロックチェーン技術の走りを見たような気がします。

一定の単純なルールによって運営される信号機不要の交差点。

ルールさえ守れば事故もなく、災害時の停電にも強く信号を待つストレスも無し。

最高です。

2022年夏にイタリアからスイスへドライブした時の動画も一応あげておきますね↓

途中から高速道路を降りて下道を走り、ラウンドアバウトをいくつも越えています。

欧米では縦列駐車が普通

ということで、NinaかおススメするPohorje(ポホーリェ)に到着↓

マリボル市内から約40km、車で1時間の距離です。

うん綺麗、スロヴェニアの山!!!最高

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筆者
確かにキレイだが、単独ドライブで来る場所では無さそう(←本音)

車を出て少し息抜きをして、お昼ご飯へ向かいます。

市内へ帰るために再び40km、車で1時間の距離です(笑)

時間とガソリンの無駄使いとはまさにこのことです(´・ω・`)

そしてSarajevo(サライェヴォ)というお店に到着↓

このお店の前の通りには多くの車が路駐してあるので、空いているスペースを見つけ縦列駐車をします↓(実際の現場)

教習所以来6年ぶりのミッション車、初めての左ハンドル、教習所以来の縦列駐車、スロヴェニアでの運転・・・。

(↑縦列駐車の参考画像)

大事なことを忘れていました。

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筆者
欧米では縦列駐車がめちゃくちゃ普通なんです

筆者が縦列駐車にトライしている間、後ろの車は待ってくれています。

スロヴェニア 旅行記 旅

一度前に出る、バック、うーんフロント部分が当たりそう。

もう一度前に出る、バック、ピーピーピー、お、上手くいきそう、あかんあかんあかん!

後ろ当たりそう、あー見えへん!!!!

よし、もう一回前に出てーの…徐々に距離を測りーの…

ぶぅぅぅーーぶっぶっぶうううぅぅぅぅーーーーーー

後ろの車に結構派手に鳴らされました(;・∀・)

とりあえず操作を一時中断して行ってもらいます。

「どんな顔してんねん、あんな鳴らし方したやつ(; ・`д・´)」と思って顔見たら超美人のブロンドさん。

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筆者
やっぱり欧米の女性は気が強いというか何というか

欧米人女性の気の強さを表すエピソードをこちらでも紹介しているので興味があれば是非↓

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※本記事は、前記事(③ノーブラ?前進駐車?円形交差点?タバコ事情?←イタリア旅行で受けた衝撃)の続きです。旅行に至った経緯は前記事に書いていますが、超簡単にまとめるとこうなります↓我々夫婦は、来年(2023年5月)イタリアで結婚[…]

カルチャーショック ヨーロッパ

SARAJEVOのBUREK

まあとにもかくにも駐車できました!

店内に入ると地元の人が飲んだり食べたりしています。

店内の様子↓

入店するとガラスのショーケースの中に色々な料理があってとりあえずBUREK(ブレック)を注文しました。

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筆者
わずか数時間の滞在で気付きましたが、スロヴェニア人は基本旅行者には冷たいです。

と言うより、1992年にユーゴスラビア連邦から独立したばっかりなので仲間意識が強くてスロヴェニア語を話せない人間にはあまり心を開かへんのやと思います。

若い人で世界に興味のある人は違うけど、生まれてから死ぬまでスロヴェニアから出ないような人(中高年以上)は特にそうでした!

(↑BUREK↓)

何とも言えない美味しさ、いや美味しい!

お肉のジューシーな感じと中に入ってる野菜のザクザクした食感がたまらない。

スロベニア風餃子と言うのが最もしっくりくるかもしれません。

※一つ言うなら脂っぽい

世界最古のぶどうの木

さて、腹も満たされたので世界最古のブドウの木を見に行きましょう。

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筆者
実はマリボルには世界最古のブドウの木があるのです!

ご覧の通り、川は凍っています(笑)

↑写真奥に見える建物がEuro ParkというモールでフリーWi-Fiがあり、あそこを拠点としてNinaと連絡していました。

天気は終日悪かったけど、まあしゃーないですね↓

あ!

天気悪いで思い出しましたが、ヨーロッパ行く際には絶対に西洋建築(ヨーロッパ建築)の勉強をして行きましょう!!!

ゴシックとかバロックとかアイツらです。

ヨーロッパを100倍楽しめますよ!

詳しいことはこちらで↓

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ヨーロッパ建築 わかりやすく

そして少し歩いて、

世界最古のブドウの木へ。

出ました、世界最古のぶどうの木です↓

スロヴェニア

スロヴェニア

スロヴェニア

Stara Trta(スタラ・トルタ)とはOld vine tree、つまり葡萄の老木です。

このスタラ・トルタは樹齢400年以上、世界最古のブドウの木としてギネスブックにも認定されているらしいです。

参考までに↓

スロヴェニアの首都リュブリャナへ

世界最古のブドウの木も一瞬で見終わり、時間は経ちモールに戻って2時間ほど時間潰してNinaからの返信を待ちましたが結局返信はなく(・ω・)ノ

「afternoonには会える(*´ω`*)」って感じでしたが、もう20時です。

ヨーロッパ ブログ
筆者
after noonどころかat nightです

「まあNinaも忙しいから仕方ないか…」と最後に町を離れる旨のメッセージを送ってそのままマリボルを去りました。

(※後日Ninaから謝罪の連絡がありました。)

さらばスロヴェニア第2の都市マリボル。

ではこれからスロヴェニアの首都リュブリャナに住むKristina(クリスティーナ)に街を案内してもらう約束になっているので行ってきます!!!

今度は筆者が集合時間を勘違いしたままサウナでリラックスし、Kristinaを1時間半近く待たせるはめになりました!(;^ω^)

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スロベニア 首都
スロベニア マリボル
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